本音で対論!いまどきの「ドイツ」と「日本」

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本音で対論!いまどきの「ドイツ」と「日本」

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  • サイズ 46判/ページ数 285p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569849898
  • NDC分類 302.34
  • Cコード C0030

出版社内容情報

ドイツの学費は大学まで無料。出産費用もタダ――その一方で10歳前後にて、大学進学か就職かをある程度選択せねばならず、就活も存在しないため就職はかなりハード。一方仕事は、バカンスを約一カ月取得し、一人当たりの労働生産性は日本人よりも高いという事実。昨今は、ドイツ礼賛本一辺倒からドイツ批判の本も書店には並ぶ。メルケル首相の退陣が近づくなか、ドイツでは右傾化の動きも活発になっている。日本だけを見ていては見逃してしまう問題をドイツと比較することで、浮き彫りにしていく。本書は7章構成で各章巻頭には、各章の対論テーマ、それに付随する資料を掲載し、対論の内容の理解が進むように構成した。いまのドイツを知ることは日本を知ることに他ならない。社会人の教養として読むべき一冊である。

目次

第1章 日本とドイツ―それぞれの出会い
第2章 日独の働き方を考える―ドイツ人ノー残業伝説は事実なのか?
第3章 教育を考える―議論スキルを阻害するものは何か?
第4章 社会保障を考える―人は何を頼りに生きるのか?
第5章 家族のあり方を考える―幸福の起点には何が必要か?
第6章 政治のあり方を考える―「非リア充の時代」が来るのか?
第7章 持続可能な社会に向けて―意地&見栄で加速してもいいじゃないか!

著者等紹介

メントライン,マライ[メントライン,マライ] [Mentlein,Marei]
翻訳・通訳・エッセイスト。シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州キール出身のドイツ人。2度の留学を経て日本との「縁」を深め、2008年より日本在住。通訳・翻訳・ドイツ放送局のプロデューサーにウェブでの情報発信と多方面に活躍

池上彰[イケガミアキラ]
1950年、長野県松本市生まれ。ジャーナリスト。慶應義塾大学卒業後、73年にNHK入局。報道記者として、様々な事件、災害、消費者問題、教育問題などを担当する。89年、記者キャスターに起用され、94年からは11年にわたり『週刊こどもニュース』のお父さん役として活躍。2005年よりフリーになり、執筆活動を続けながら、テレビ番組などでニュースをわかりやすく解説し、幅広い人気を得ている。また、9つの大学で教鞭をとる

増田ユリヤ[マスダユリヤ]
神奈川県横浜市生まれ。國學院大學文学部史学科卒業。長年、高校で社会科の教鞭をとりながら、NHKラジオ・テレビのリポーターを務めたことがきっかけでジャーナリストに。日本と世界のさまざまな問題の現場を幅広く取材・執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kawa

40
ドイツと日本との働き方、教育、家族等の日常比較論的な書。池上さん以外ははじめて知る二人。割りに既知な部分が多かったが、ドイツではリモート勤務によりごく少なかった残業がわずかながら増加、逆に日本では減少という点は面白かった。「社会が子供を育てる」と言う意識が高いドイツというところもテイク・ノートしておくべきだろう。ドイツの「ブレイディみかこ」さん的な人を発掘して、庶民意識がどうなっているかの話しが聞いてみたい。2021/10/23

ta_chanko

28
ともに敗戦国かつ戦後復興の優等生。共通する部分もあるが、当然相違点も多い。現在も経済が堅調な点、1人あたりの生産性が高い点、脱原発など環境問題に熱心な点、女性でも活躍できる点、福祉が充実している点、議論を重視する教育など、学ぶべきところが多いが、実態をよく見ると単純に理想化するのも危うい。理念が先行しすぎたりルールやプロセスに厳格すぎるところ、旧東ドイツの闇など、問題点も多々ある。当然、日本と同じように世代によっても考え方が異なる。ステレオタイプ化しないことが大切。2021/10/12

でら

22
受動的かつエレベーター方式で大学に行けてしまうのは楽だけど、だからこそ大人になっても責任感のなさが目立つ。 ドイツの人と話したことはないけれど、精神年齢10歳くらい違いそう。 自分もドイツ人の論理性を見習わなきゃと思った。 あと印象に残ったのが、日本の政治的無関心さのところ。 こういう本を見る度に、しっかり新聞を読んで、今の日本について知らなきゃなと思う。2021/09/03

紙狸

18
2021年9月刊行。マライ・メントラインさんというドイツ人女性には最近注目している。QJWebという媒体に掲載した小泉悠論には感心した。感性と表現力を兼ね備えている。それでこの鼎談本を買った。彼女がドイツ人を語る部分には鋭さがある。環境問題を巡る議論に「昔からしぶとく変わらぬ教養権威主義」をかぎとり、「ドイツ人が全力でマウントをとってくる分野」が「環境意識」だと表現する。彼女にもっともっと語らせた方が深みのある本になっただろう。鼎談相手のドイツに関する一知半解の発言が多すぎた。2022/10/16

アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

17
直木賞・芥川賞の時期に、杉江松恋さんとの予想対談が楽しみなマライ・メントラインさん。池上彰さんと増田ユリアさんとのドイツと日本についての鼎談。面白くないというわけではないけれど、何か型にはまったような感じ。以前読んだ『現代ロシアの軍事戦略』の小泉悠さんと安田峰俊さんとの対談の方が面白かった。2022/12/26

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