著者等紹介
セジウィック，モドウィナ［セジウィック，モドウィナ］ ［Ｓｅｄｇｗｉｃｋ，Ｍｏｄｗｅｎａ］
１９１６年、インドに生まれる。５歳から９歳までをロンドンの寄宿学校で過ごし、１４歳のとき、作家になることを決意する。２０歳で母を亡くした後、再度渡英し、女優やモデルとして細々と生計を立てながら執筆活動を続けた。ふたりの息子たちのためにおはなしを多く書き、英国放送協会（Ｂ．Ｂ．Ｃ．）の子ども向けラジオ番組で放送されたものが、『Ｔｈｅ Ａｄｖｅｎｔｕｒｅｓ ｏｆ Ｇａｌｌｄｏｒａ』、『Ｔｈｅ Ｎｅｗ Ａｄｖｅｎｔｕｒｅｓ ｏｆ Ｇａｌｌｄｏｒａ』という２冊の本として出版された
多賀京子［タガキョウコ］
１９５５年、岡山県に生まれる。上智大学外国語学部フランス語学科卒。絵本、児童文学の翻訳家として活躍する傍ら、図書館や小学校などで昔話を語るストーリーテリングの活動もしている
大社玲子［オオコソレイコ］
１９４６年、山口県に生まれる。青山学院大学英米文学科卒。在学中から子どもの本のさし絵を描きはじめる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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tokotoko
29
★イギリス★作家さんのプロフィールに、インド生まれ（私の絵本歴初の国！）とあり、ワクワクしながら借りました。窓枠に座るのがガルドラちゃんです。見かけによらず・・超強い！！川に２度落ちても、屋根の上にもほうりあげられても、森に連れて行かれても・・・元気！！まさに超人パワーです！！だから出てくる人間達もね、時々ガルドラちゃんに敬意を表します。けれど、ガルドラちゃんね、実は困った時、そっと人間の助けを待ってます・・。私は人形はいないから、時にはモノの気持ちを考えることにします。そして、モノと仲良くしたいです。2015/03/13
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
手作りの布人形のガルドラは、メリーベルの子ども部屋で暮らしています。川に流されてしまったり、男の子に屋根に放り投げられたりなどたいへんなめにあいます。自分では動けないけど、いろんなことを考えているガルドラの姿は、きっとそうだろうな、と共感できます。またメリーベルの子供部屋に帰るまで『星のブローチ』『やねにあがったガルドラ』『ガルドラと大きな魚 』『森のおく』の冒険をしています。 2019/09/02
ぷーきん
4
8歳から。ガルドラを主人公にトイ・ストーリーのスピンオフアニメを作って欲しい…魅力的な人形の日常的冒険。2017/04/27
ムーミンママ
2
人形の話というとつい甘口になりがちな印象だが、このガルドラは賢くて、元気で良かった。大社玲子さんの絵もとてもあっていた。2014/11/20
ばしちゃん
1
改めて思ったけれど、外国の童話って、読めば身の回りの生き物とか自然のことも感じさせてもらって、自分の生活とか大人との関係とか、なんというか、自分のいる世界を全体的に捉えることができるようになってるんですね。すてき。2018/05/26
