内容説明
注目すべき企業は、トヨタ自動車、日産自動車、キヤノンだけではない。むしろ、「日本企業復活の知恵」は、この地味な企業にある。ごく普通の日本企業が、離れ業を使うのではなく、きっちりと仕事をするという強さ。シャープはそこに磨きをかけてきた。創業以来最高の売上高と利益を達成した、あまりにも「日本的な会社」の底力を分析する。
目次
第1章 創業者と会社の理想的な関係
第2章 こんな社長が会社を輝かせる
第3章 「集中力」のある企業になれ
第4章 会社のイメージを変える「単純な戦略」
第5章 「創造する組織」はこうして生まれる
第6章 やる気にさせる仕掛け
第7章 「テクノロジー・オリエンテッド」
第8章 金は社員を活かすためにある
第9章 「逆転勝利」を可能にする法則
第10章 「日本企業は強い」と過信するな
著者等紹介
長田貴仁[オサダタカヒト]
ジャーナリスト・経営評論家。1956年、兵庫県神戸市生まれ。同志社大学文学部英文学科卒業。早稲田大学大学院社会科学研究科修士課程修了(企業・経済動態論)。東京、ニューヨークで新聞記者として活躍した後、ビジネス誌「プレジデント」副編集長、主任編集委員に。この間、国内外を問わず多くの企業、経営者を取材し執筆する
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