内容説明
『そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか』の著者が送る、これからの働き方・生き方。
目次
第1章 思考力はAIを凌ぐ武器になる(思考は情報に勝る;考えるとは何か?;なぜ考えるのか? ほか)
第2章 短時間で成果を出す思考の技法(日々、どのように考えれば良いのか?;物事を考えるのに役立つ4つのツール;未来をも見通す思考の哲学)
第3章 2020年から先の世界を生き抜く方法を考える(アフターオリンピック(2020年以降)の世界
お金はこの先どう変化するか?
経済にお金は必要か?―非貨幣経済の出現 ほか)
著者等紹介
山口揚平[ヤマグチヨウヘイ]
事業家・思想家。早稲田大学政治経済学部卒・東京大学大学院修士(社会情報学修士)。専門は貨幣論、情報化社会論。1990年代より大手外資系コンサルティング会社でM&Aに従事し、カネボウやダイエーなどの企業再生に携わったあと、30歳で独立・起業。劇団経営、海外ビジネス研修プログラム事業をはじめとする複数の事業、会社を運営するかたわら、執筆・講演活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読書ニスタ
54
大谷が野球選手のヒーローなら、著者の経歴は私のヒーローだ。砂漠で与えられた一杯の水が張り付く喉の渇きを癒すように、本書を手に取る。類似の本には今まで何度も騙された、そんな記憶も、灼熱の太陽と熱風の前では、役に立たない。1日が三時間の労働で終わり、成果がさらに3倍になるというのなら、試さないわけがない。違和感は「ダイヤモンド社」が出していること。キャリアに悩む私、あるいは全ての人にとって、大地を揺さぶるような慈雨になった。 例えば、安い情報が思考停止にさせるとか、それは在り来たりの言葉ではない。2019/08/03
小木ハム
36
思考法であり具体的な方法は1ミリも書かれていません。この本を元に自ら考えよという事ですね。図が多くサクッと読めます。『解を問う』のが20世紀の教育なら『問いを問う』のが21世紀の教育になる。暗記力よりも『うろ覚え力』、人に何でも聞ける『愛嬌力』が必要になる。貨幣経済→信用経済へ。単一社会→共同体社会へ。モノ産業→関係産業へ。価値の源泉は健康力。お金は他コミュニティ(タテ社会)とやり取りをするための言語になる。自分が所属するコミュニティ(ヨコ社会)では通用せず、価値観、信用、貢献、品位がモノをいう。2020/09/15
hippos
31
内容は良かったのに、タイトルは「ツリ」っぽくて安易。全体に流れが悪く読みづらかった。でも、個々の主張には概ね同意できるかな。2019/06/24
デビっちん
29
タイトルから楽して働くための本というイメージを抱くかもしれませんが、内容は考えることについて深く解説されている本でした。コスパを高め、期待値をコントロールできるように考えることで、タイトルにある生き方ができる、ということがわかりました。2019/06/27
清游@草ぶえの丘で森林浴♨︎
25
品位、信用の社会的欲求を求め、経費/浪費は極力抑える流れへ。期待値コントロール