内容説明
非正規兵と軽視され、維新後も、その活躍が正当に評価されることのなかった「尾張藩草莽隊」。誕生から消滅までの真実を追い、その実像に迫る―。
目次
第1章 草莽の時代・雑話
第2章 農兵隊と草莽隊
第3章 磅〓(はく)隊の江戸・信濃出兵
第4章 正気隊の北越出兵
第5章 集義隊の成立と北越戦争
第6章 尾張藩草莽隊の諸相―断片を連ねながら(永井勉氏との共同執筆)
第7章 解隊期の尾張藩草莽隊
第8章 文学にみる東海地域の明治維新
著者等紹介
秦達之[ハタタツユキ]
1936(昭和11)年、愛知県知多郡横須賀町(現・東海市)に生まれる。1960(昭和35)年、早稲田大学第一文学部卒業。愛知県立高校教師を経て、愛知淑徳大学非常勤講師を務める。東海近代史研究会会員。名古屋歴史科学研究会会員。『海軍の「坊つちやん」太田三次郎』(論創社、2005年)にて2008年に第11回「日本自費出版文化賞」研究・評論部門賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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