内容説明
加賀藩主前田家とのかかわり。季節ごとに咲く代表的な花々。兼六園観光協会の茶店情報なども掲載。
目次
兼六園の見どころ(蓮池庭エリア―兼六園草創の地;千歳台エリア1―上段の南東台地;千歳台エリア2―広がる庭園の魅力)
兼六園のこころとかたち―永遠なるものとの語らい(加賀百万石の文化遺産のシンボル―都市の風格形成;大名庭園―林泉回遊式の庭;六勝兼備の庭―住環境の基本理想 ほか)
兼六園の略史―創造と変化を探って(前田家と兼六園;兼六園前史;蓮池庭の時代 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chang_ume
3
些末主義の権化のような内容。「といわれる」「と伝わる」といった典拠不明の説明が文脈を伴わず羅列された内容ですが、「京都観光文化検定」をはじめとした近年流行の丸暗記ガイドブックとしては標準的な形でしょう。読み通すことが苦行でした。ただ些末・非文脈・羅列的といった本書の性格が、兼六園現地の印象と不思議に合致することもたしか。「蓮池」「霞ヶ池」「千歳台」「梅林」の系譜を異にする各エリアが、近代以降に「兼六園」と一括総称された経緯と符合するものかもしれません。すなわち、兼六園の神話を構成する一テクストとして。2018/08/14
ニコル
3
これくらい深く兼六園を楽しめたらいいなと思う。2015/04/19
陸
1
図書館。じっくりと兼六園を紹介しているので、知らなかったルートも辿ってみたくなる。他に兼六園の意義と略歴も紹介。加賀藩石積方に穴生源介となっていたので、穴太衆の関係者なのかとロマンを感じた。2013/11/02
やま
0
兼六園の知らない一面に触れることができました。次回はいつ行けるのであろう。2013/11/29
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