内容説明
西日本を代表する大動脈。その各駅には何がある?東海道本線に次ぐ大動脈たる山陽本線。異国情緒溢れる港町からはじまって、時には海を見ながら、時には山の中に分け入って、最後は世界初の海底トンネル・関門トンネルで九州に渡る。途中には誰もが行ったことがあるだろう名高い都市がいくつもある。しかし、もちろんそうした町ばかりではない。なかなか観光で訪れることもないような町や駅ばかりが続く。しかしどんなに小さくて地味な駅であっても、駅があればお客がやってくる。かならずそこに、物語があるものだ。総延長は534.4km、駅は126駅。その端から端まで、すべての駅を降りてみよう。
目次
第1章 アーバンネットワークの一翼を担う 神戸~上郡(神戸;兵庫 ほか)
第2章 山を越えて瀬戸内海を垣間見る吉備の国 三石~糸崎(三石;吉永 ほか)
第3章 真っ赤に燃える中国地方の中心を駆け抜ける 三原~岩国(三原;本郷 ほか)
第4章 本州最西端へ、そして海を渡る 南岩国~門司(南岩国;藤生 ほか)
著者等紹介
鼠入昌史[ソイリマサシ]
1981年東京都生まれ。週刊誌・月刊誌などにあらゆるジャンルの記事を書き散らしつつ、鉄道関係の取材・執筆も継続的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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シュウヘイ
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山陽本線は地元の路線なのでよく利用している 駅には色々なエピソードがあるのがよくわかった2022/04/23
kaz
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実家のある地域の駅でも読み方を知らないものがけっこうあるのには、驚いた。図書館の内容紹介は『西日本を代表する大動脈、山陽本線。その各駅には何がある? 白鷺城を正面に見る姫路駅、中国地方第3の乗降客数を誇る福山駅、終着駅として開業した広島駅など、全126駅を写真とともに紹介する』。2022/04/22
夜游の月
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126駅それぞれのトリビア。 鉄子じゃない私がこんな本を読んでしまったのも、きっと春だからです。2022/03/14