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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
49
「わかってた本当は最初からわかってたんだ」ーー「あの日見た空飛ぶ魔法使いを捕まえる」急じゃないけど歌いまくるよー!「充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない。」という言葉を思い出しまくるような科学と魔法の追っかけっこ。見慣れた魔法よりタネのわからない手品にわくわくする心理と合わせてどうしようもない、けれでもな感情。下火な観光事業の島であることから魔法を別の意味で置き換えても、現実問題だよ。そしてある当面の終着の後にとんでもない百合が心揺さぶってくる・・・これは不意打ち過ぎる。不思議な作品。2022/07/05
YS-56
3
魔法に夢と希望を。彼女達の友情と探究心に乾杯。2022/05/04
ぱ隹越九朗
1
完結巻。読者には明らかな魔法使いの正体に辿り着く行程が楽しく、またその先の物語がとても良かったです。魔法がその役割を時代とともに科学技術に取って代わられ、人の流れとともに断片は拡散して消えていく未来を見る人間もいれば、魔法が生む縁と島の魔法に終わりがないことを信じようとする人間もいる。未来へのもの悲しさと希望の両方を覚える読後感……あむとこっこがラーメン食べるためだけに東京へ旅する回が好き。快適と言い難いのにとても素敵な旅。そして最後の一枚……箒がなくても二人は……ありがとう……2022/03/30
ハル
0
1巻55円セールを良い機会に完結まで読了。 演劇でなにかが変わることはなく、真実に辿り着いたからといってなにが起こるわけでもなく、理由なく本土にラーメンを食べに行き、後悔を払うためだけに汽車から勝利をもぎ取った。ひとえに言えば、必要無い物を後生大事にし続ける意味を描く話だった気がする。結構有り。暇さえあれば歌うミュージカルスタイルも結構楽しかった。ただ魔法なんてもう必要がないと嘆くには、瞬間移動とか破壊魔法とか普通にえげつなさ過ぎた気もちょっとする2023/01/03