目次
1 「正信念仏偈」「念仏を正信する(人びとをたたえる)偈」(依経段;依釈段)
2 親鸞の世界(「真実」の世界;「正信念仏偈」とは;仏智に生きる;信心によるさとり;一心一向の往生道;時期相応の教え;称名念仏;極重悪人;よき人の仰せ;真の仏弟子;自然法爾の世界;生死を超える)
著者等紹介
早島鏡正[ハヤシマキョウショウ]
1922年北海道に生まれる。1947年東京帝国大学文学部印度哲学梵文学科卒業。東洋大学助教授、東京大学助教授、東京大学教授。東京大学名誉教授。文学博士。浄土真宗本願寺派宣正寺の住職を勤め、幅広く布教活動を行う。2004年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Sanchai
1
実家の父の具合が急に悪くなり、里帰りした際に父に代わってお勤め、正信偈を読むことになった。祖母に代わって父がその任を担い始めたのも50代の頃。急にお経をあげるようになった理由はわからないが、きっと自分のような感じだったのだろう。そして、ふだん何気なく読んでいた正信偈の、各句の意味をもう少し知りたくなった。それで読んでみた。在家の人間がここまでしっかり理解する必要があるのかどうかはわからないが、各句の意味の塊をどう読んだらいいのかはわかるようになれる気がする。その意味ではいい読み物だった。2021/01/05
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