目次
1章 ドキュメント 計算機を支える情熱と好奇心(これからの主役、専用コンピュータの時代を担う―岡山義光さん・日本電気プロジェクトマネージャー;ソフトウェアを“維持”する仕事とは何か―真下哲さん・日本オラクルサステイニング・エンジニア;世界でいちばん有名な日本人プログラマー―まつもとゆきひろさん・オブジェクト指向スクリプト言語「Ruby」を開発)
2章 コンピュータ技術者の世界(コンピュータの歴史―集中処理と分散処理をくり返して進化してきたコンピュータ;コンピュータの基礎―コンピュータを使うとは、どんなことなのだろうか;コンピュータ技術者の種類―多様化、専門化するコンピュータ技術者の世界 ほか)
3章 なるにはコース(適性と心構え―激しい変化に対応できる目配りと情熱が必要;コンピュータ技術者に必要なスキルとは―英語力は必須 ハードウェアの知識も忘れずに;就職の実際―会社よりも、できること、やりたいことを念頭に就職を考えよう)
著者等紹介
宍戸周夫[シシドノリオ]
1948年、東京都世田谷に生まれる。1971年上智大学法学部卒業。同年日刊工業新聞社入社。出版局雑誌編集部編集長、編集局経済部編集委員など。1997年よりフリージャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆうろ
3
「コンピュータ技術者」という言葉が漠然としていて、全体的に薄い内容。おそらく学生向けの本だと思うが、実状と合ったことももちろん書いてあるが、憶測で書いてあるようなこともあり、学生が読んでも得られるモノは少ないように思う。2014/07/12
くらっち
2
右も左もわからず飛び込んだこの業界。入門書になるかと読み始めた。幅広い、とにかく幅広い。でも心構え的なことがわかりやすく書いてあって、なるほど、という感じ。2013/05/21
baboocon
2
「コンピュータ技術者」というくくり方は茫漠とし過ぎていて、学生向けとしても適切なのか疑問。一応、ハードウェアのエンジニア、言語開発者、ネットワーク管理者とインタビューしているけれど。まつもとゆきひろさんへのインタビューは普段どんな仕事しているの?という疑問があったので読めてよかった。2013/03/12
ジャスミン
1
軽く読んだ
takizawa
1
IT企業での仕事は端から見ると理解しにくいのでこういう本は貴重。職業紹介に必要な範囲でコンピュータの仕組みがごく大まかに解説されている部分が特に良かった。ITの世界では経験は役に立たないと言い切っちゃうのはなかなか凄い。職業インタビューにはRubyを開発した松本さんも出てた。本書は2010年刊。コンピュータの世界は日進月歩ならぬ秒進分歩といわれており、自力で情報をアップデートする必要がありそうだ。2015/11/07