パクスなき世界―コロナ後の正義と自由とは

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パクスなき世界―コロナ後の正義と自由とは

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  • サイズ 46判/ページ数 350p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532358945
  • NDC分類 304
  • Cコード C0033

出版社内容情報

中間層の没落、2028年米中GDP逆転、停滞する日本、広がる「K字の傷」……
激動と転換の時代、未来を考える視座をどこに置くべきか?

68人の知性と考える、25の世界の命題

2020年、新型コロナウイルスの危機が私たちに突きつけた現実は、平和と秩序の女神「パクス」のいない世界だった。
民主主義とグローバリズムの動揺、デジタルが生む分断、開く格差、若者たちの貧困化……社会のあらゆる矛盾があぶりだされ、世界の変化が加速している。
このような不連続の時代をどう生きるべきか? 68人の世界の知性とともに考える日本経済新聞の大型連載がついに書籍化。

格差拡大で広がる「K字」、高齢者に隔たる富と若者の貧困化、米中2大国の対立、財政出動で膨らむ債務…
いま私たちの目の前に迫る喫緊の命題を、世界の知性はどのようにとらえているのか?

リーマンショックに新型コロナウイルスのパンデミックと、「100年に一度」と言われる危機がすでに2度も起きた21世紀。危機のさなか、米国とその覇権に挑む中国の対立は激しさを増している。過去の延長線上にない不連続の時代にいる私たちは、より良い明日を描くために今何をすべきか。国内外の識者たち68名のインタビューとともに考える。

内容説明

中間層の没落/2028年、米中GDP逆転/停滞する日本/広がる「K字の傷」…68人の知性と考える、25の世界の命題。

目次

第1章 コロナが変えた世界(20世紀成長モデルの終焉―成長の女神どこへ 消えた「平和と安定」;米中 2大国の対立―経済覇権、150年ぶり交代 競うのは主義でなく賢さ ほか)
第2章 自由のパラドックス(民主主義の動揺―民主主義、少数派に 描けぬ豊かさ、危機増幅;中間層の没落―沈下する中間層 不安のマグマ、世界を翻弄 ほか)
第3章 大断層の先に目をこらす(開く格差と富裕層の責務―「富める者」を襲う恐怖「バイデノミクス」土俵際の出発;規制すりぬけるデジタル寡占―デジタル化、国家置き去り「巨大ITが秩序」現実に ほか)
第4章 いまは夜明け前(ゆがむ資本主義―世界裂く「K字」の傷 民主主義・資本主義 修復に挑む;グローバリズムの動揺―反グローバリズムの限界 コロナが促す国際協調 ほか)
第5章 歴史を繰り返さぬために(歴史のアナロジー―酷似する危機の予兆 偏る富・高まる不満直視を;第4次産業革命のインパクト―労働者襲う新たな産業革命 デジタルの富、社会に広く ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

田氏

18
アメリカが降りたパクスを誰も担わないまま突入したコロナ禍。これは転換期なのか、であればどこに向かうのか、数十の知識人たちに問うた新聞連載。正直いえば、さほど独自性や新鮮味を感じなかった。その原因はおそらく、このインタビュー群の総体として結局、耳慣れた民主主義体制側の価値観を確認する域を出ないところにある。米中の価値観対立において、われわれの価値観を無謬とするような議論は、自身の姿以外に何を見せるだろうか。たとえばシンガポールや、中国と結びつくアフリカ諸国からの視点をもっと織り交ぜても良かったのではないか。2021/12/10

どん

5
読むのに少し苦労した。いろいろな分野の先生たちの沢山のコメントが並べられているが、何がポイントなのか、どうなるのかはよくわからなかった。 これまでに起こっていた国際社会や経済の変化、問題が新型コロナによって顕在化したり、急激に変わり始めたということはそうなんだろう。2021/11/07

chiro

4
コロナによって露呈した社会の歪みを様々な識者のコメントを通じて詳らかにしようとした試みには一定の成果はあるが、コロナを通じて我々が知った事は現実の障害を乗り越える為にこうした識者の言説は力を持っていないという事。その観点から見るとここに記されている事は分析であって次なる世界への処方箋にはなり得ていない。2021/08/21

akimana

0
図書館2022/02/19

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