富永仲基と懐徳堂―思想史の前哨

富永仲基と懐徳堂―思想史の前哨

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  • サイズ B6判/ページ数 242p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784831508621
  • NDC分類 121.59
  • Cコード C1021

内容説明

徂徠学の「解体」と「新しい学」の形成。「近代」からの眼差しによって線的に語られてきた「日本思想史」のもとで、常に、「時代を越えた天才」として切り離され、宙づりになっていた富永仲基の存在を、十八世紀、懐徳堂周辺に生まれた市井知識人たちの思想的実践のなかに取り戻す試み。

目次

第1章 反徂徠としての富永仲基―「論語徴駁説」を中心に
第2章 近世市井の歴史意識―『日本春秋』と『日本春秋書入鈔』
第3章 譬喩の言語学―富永仲基「三物五類」の説
第4章 あたりまえの誠の位相―「誠の道」と『中庸』の誠をめぐって

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アネシュカ

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専門書だった。少し難しいが、理解が深まった。個人的には入門用は、日本思想体系富永仲基・山片蟠桃の巻末解説がいちばん手っ取り早く分かりやすいと思う。2020/11/04

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