内容説明
本書は、エーリック・アイヒ著『ビスマルク伝』第3巻中の第11章「大転換」の第3節以降の全訳である。
目次
第11章 大転換(続き)(1876‐86年)(ベルリン会議;保護関税へ貿易政策転向;ハプスブルク朝帝国と同盟締結;ドイツ帝国議会の政府反対派勢力;植民地政策の突進)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
14
この7巻目は、1970年から86年までを書いています。これ以降1914年までの44年間はヨーロッパの平和の時代でした。これはビスマルクの外交的手腕によるところがかなり大きいと言われています。ハプスブルグ公国との同盟が有名ですがそのほかにも手腕を発揮しています。2014/08/24
水無月十六(ニール・フィレル)
1
第7巻。なんとなく、最終巻手前のせいかビスマルクの勢いに陰りが見えやすくなってきている気がした。しかしそれでもヨーロッパで主体的な力を発揮し、この巻ではヨーロッパの平穏の礎を築く。その手腕とエネルギーは、衰えたといえど未だといった印象。2015/04/09
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