内容説明
経営学の発展を「管理の科学」から「組織の科学」への発展と捉え、主要な学説を選抜し、アメリカ企業経営と社会の動きを背景に論じる。経営および管理実践を担っている経営者(企業家)・管理者の市場と組織に関する環境適応の組織化能力の問題が、その根底にあることを示している。
目次
序章 企業と管理―経済学と経営学
1章 経営実践の革新―ビジネスの国アメリカ
2章 テイラーによる「科学的管理」―計画による統制
3章 ファヨールによる「管理一般の理論」―管理過程による統制
4章 科学的管理から人事管理へ
5章 ビッグ・ビジネスの経営と管理の革新―フォードとGM
6章 「管理の科学」の発展と会社革命
7章 現代組織論の成立と展開
8章 組織と市場―意思決定・環境適応・環境認識
終章 「管理の科学」から「組織の科学」へ
著者等紹介
角野信夫[ツノノブオ]
1945年生まれ。神戸学院大学教授。大阪府立大学博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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