内容説明
本書は、現代経済の理解と社会改善の政策を考えるためのガイドである。基礎的な経済理論をベースに、近年の経済変化・制度変化を踏まえて、現代の経済政策問題の主要論点を広くカバーする。経済発展・財政・金融・労働・社会保障・環境等の経済政策各論を包括的に取り上げ平易にまとめた、読者の基盤作りのための高質のテキストブックである。
目次
第１部 経済政策とは何か（経済政策の意義と役割；市場機構と政府の役割；経済政策の目標と手段；政策決定のプロセス）
第２部 経済の成長と安定（経済発展と政府の役割；経済成長と景気変動；短期マクロ経済モデル；経済安定政策；金融政策；財政政策）
第３部 所得分配・環境政策（所得分配政策；環境政策）
著者等紹介
栗林世［クリバヤシセイ］
１９３８年２月長野県長野市生まれ。１９６０年３月信州大学教育学部数学科卒。１９６０年４月経済企画庁。この間、国際連合経済社会局、筑波大学（社会工学系教授）、インドネシア政府（顧問）などにも勤務。１９８７年６月経済企画庁物価局審議官。１９８９年６月経済企画庁物価局長。１９９０年４月～現在、中央大学経済学部教授。１９９２年１０月～２００３年９月連合総合生活開発研究所長。１９９７年４月～１９９８年３月英国・ＬＳＥにて在外研究。専門分野は経済政策論、計量経済学、経済開発論
谷口洋志［タニグチヨウジ］
１９５２年１２月富山県富山市生まれ。１９８３年３月早稲田大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。１９８４年４月富士短期大学経済学科専任講師。同助教授、麗澤大学国際経済学部助教授・教授を経て、１９９７年４月～現在、中央大学経済学部教授。２００５年４月～２００６年３月中国・上海交通大学にて在外研究。２００６年４月～２００７年３月米国・カリフォルニア大学センター・サクラメントにて在外研究。専門分野は経済政策論、公共経済学、ネットワーク経済論（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
