内容説明
「スモール・ビジネスの経営学」をつくることへの提案の書。21世紀の国是ともいうべき起業やベンチャー・ビジネスを推進するためにも、スモール・ビジネスの経営学をつくることは大切である、という。本書は、起業や経営の主体を中心にした議論を展開し、これまでの「従業員社会」から「起業家社会」への移行を展望するチャレンジの書である。
目次
第1章 スモール・ビジネスの経営学を!
第2章 経営の本質としての「主体的実践性」
第3章 「岩場のカニ」モデルにみるスモール・ビジネスの経営―戦略パターンを中心にして
第4章 起業家とはどのような人間か
第5章 女性起業家を考える
第6章 起業支援を考える
第7章 起業支援のためのキーパーソン―起業化支援センターとインキュベーション・マネジャーの事例をめぐって
第8章 「起業家社会」への期待―ビジネス・パーソンと経営者への提言
第9章 多様な主体による起業家社会の創造
著者等紹介
齊藤毅憲[サイトウタケノリ]
昭和17年東京都生まれ。岩手県で育つ。現職、横浜市立大学国際総合科学部、同大学院国際総合科学研究科教授。専門分野は経営学、地域経営論、経営教育論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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