目次
1 全体人キケローと法
2 キケローの法意識とローマ精神史「国家は裁判で展開される係争からなる」(キケロー)
3 キケローの裁判弁説(弁護)(弁護人キケローの誕生;執政官を目指す30代キケロー 弁護人としての熟成;執政官時の困難とその余波の時代;亡命より帰還後の時代;カエサルと闘うキケロー晩年の時代)
4 キケロー裁判弁説の精神史的総括
著者等紹介
角田幸彦[カクタユキヒコ]
1941年北海道小樽市に生まれる。1962年東京教育大学(現筑波大学)文学部哲学科哲学専攻卒業。同大学院博士課程修了。ドイツ・テュービンゲン大学で哲学・西洋古典文献学を学ぶ(1983‐84年)。ガイザー教授とクレーマー教授に師事。ドイツ・マールブルク大学で西洋古典文献学研究(1997年)。スイス・チューリッヒ大学、バーゼル大学、ベルン大学、ドイツ・コンスタンツ大学で西洋古典文献学研究(2000年来毎夏1ケ月)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。