内容説明
日本国内の河川、湖沼に生息する39種のエビ・カニ類を写真と解説で紹介。
目次
ヌマエビ科(ヌマエビ;ヌカエビ ほか)
テナガエビ科(スジエビ;スネナガエビ ほか)
イワガニ科(モクズガニ)
サワガニ科(サワガニ;ミネイサワガニ ほか)
アメリカザリガニ科(アメリカザリガニ;ニホンザリガニ ほか)
著者等紹介
山崎浩二[ヤマザキコウジ]
1963年岩手県生まれ。日本大学農獣医学部水産学科卒業。熱帯魚や水生生物を中心に撮影するフリーフォトグラファー。生き生きとした瞬間や鮮やかな体色をフィルム上に再現する技術では定評がある。現在は一年の半分を東南アジアで暮らし、水辺を中心とした自然の撮影を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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白義
8
日本で見ることが出来る淡水産の甲殻類を集めた川遊びのお供に便利な一冊。海のエビ、カニと比べて淡水産のものは色彩がそれほど多彩ではないというものの、透明感のあるヌマエビなどの姿は涼しいし、アメリカザリガニのどっぷり目立つ赤色はやはり華やか。オオテナガエビはテナガエビより小さいというのは生物界にはよくある命名の理不尽だが、テナガエビのどかっと伸びた第二胸脚は見た目も目立ってやはりいい。採集と飼育に関しての手引、モラルも指南していて持ち運びやすいサイズでありながら不足ない内容。収録されている甲殻類は39種である2017/07/22