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出版社内容情報
8月15日の8度目の特攻出撃直前に玉音放送により出撃が中止され、奇跡的に生還した少年パイロット・大舘和夫氏の〝特攻の真実〟
特攻・海軍生活ばかりではなく、戦後の警察官人生と剣道人生をもうひとつの柱として詳述。元検事と元新聞記者が緻密な聞き取り取材と裏付けを重ね、証言に忠実に構成。
?2016年刊行の初版は、新聞・雑誌・テレビなどで大きく取り上げられ、主人公・大舘和夫氏は〝生き証人〟として評価された
?2020年に翻訳出版された英語版“Memoirs of a KAMIKAZE”により、ニューヨーク・タイムスをはじめ各国メディアが注目
◎増補新版では
「付記 特攻の真実を考える」を新たに加えたほか、大舘氏が台湾の基地に戻る途中で遭遇した「三笠宮護衛飛行」について、初版刊行後の新たな知見を追記するなど40頁増補したほか写真も追加。
目次
生い立ちと剣道修行
予科練入隊と国内での訓練
戦地・台湾へ
フィリピンでの戦い
台湾から特攻出撃
帰国
警視庁採用への道
警察官人生
退官後の職業人生や戦友たちの慰霊
私の生涯剣道
特攻の”真実”を考える
「三笠宮」上海行護衛飛行
『「三笠宮」上海行護衛飛行』を再考する
著者等紹介
西嶋大美[ニシジマヒロヨシ]
1948(昭和23)年、東京都生まれ。剣道教士七段。現職:ジャーナリスト(日本記者クラブ会員)、司馬遼太郎記念財団機関誌「遼」編集委員、元読売新聞東京本社記者。主な経歴:1973年早稲田大学政治経済学部卒、75年同大大学院経済学研究科修士課程中退、同年読売新聞東京本社入社、秋田支局、社会部、生活情報部次長、調査研究本部研究員、編集局部長(文化関連事業担当)。2011年12月退職
太田茂[オオタシゲル]
1949(昭和24)年、福岡県生まれ。剣道錬士七段。現職等:弁護士(虎ノ門総合法律事務所)、全日本剣道連盟綱紀委員、WWF(世界自然保護基金)ジャパン監事。主な経歴:京都大学卒。1977年から34年間、検事として、東京・大阪はじめ全国の地高検、最高検に勤務。法務省において司法法制課長、秘書課長として司法制度改革などに従事。2011年に京都地検検事正を退官後、2012年から5年間、早稲田大学法科大学院、2017年から3年間、日本大学危機管理学部の教授として刑刑事訴訟法の教育研究に従事。2019年秋、瑞宝重光章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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