内容説明
「定番のパリ観光ではものたりない」「自分だけの旅をしたい」そんなあなたにお勧めの1冊!!ガイドブックに出ていない博物館、もっと知りたい博物館、ちょっと変わった博物館、約70館。
目次
1 フランスの歴史を知る博物館
2 考古学・人類学・民俗学・民族学の博物館
3 科学技術・自然科学・産業の博物館
4 軍事・武器の博物館
5 装飾・ファッションなどの博物館
6 パリ郊外の博物館を訪ねる
著者等紹介
中村浩[ナカムラヒロシ]
1947年大阪府生まれ。1969年立命館大学文学部卒業、大阪府教育委員会文化財保護課をへて、1975年より大谷女子大学、現在同大学文化財学科教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ヴェネツィア
335
パリにある31の博物館(ルーブル美術館や凱旋門、エッフェル塔なども含む。たしかに、ルーブルも古代部門をとれば立派に博物館だ)+フランス各地の16を紹介する。版元の芙蓉書房出版は初めてだが、紙質があまり良くないために写真の製版が幾分不鮮明である。なお、写真は著者自身によるもののようだが、まるで昔の教科書を見るよう。紹介記事も同様に教科書風。したがって、こんな博物館があったのかと啓蒙的ではあるものの、残念ながら読み物としての面白みはあまりないか。2022/02/11
なる
29
パリなんてもう何年も行っていない。遠いんだよな。かのルーヴル美術館をはじめ、ノートルダム大聖堂、凱旋門、エッフェル塔といった有名なところから、狩猟博物館、偽物博物館といったマイナーすぎる場所まで網羅。パリ郊外についても紹介している。当時は旧い史跡や教会ばっか巡ってたんだってことに気づく。ルーヴルでは駆けっこしてた。そういやエッフェル塔も行かなかったわ。旅行ガイド本みたいな平易な紹介文とモノクロ写真なのであくまで「こんな場所があるんだな」と知る程度で、これを基に自分で行程を考えるのが賢い読み方かもしれない。2022/03/07
放蕩長男
5
美術館や博物館に行くのは好きです。この本は、世界屈指の文化都市パリの博物館を紹介した本です。こうしてリストに挙げられると、その充実ぶりに驚かされます。無知を晒すようですが、国立中世美術館の貴婦人と一角獣のこと、知りませんでした。某機動戦士OVAで見たのですが、実在したのですね。どきりとしました。変わり種では、本物のブランド品と偽物を並べた、偽物美術館はなかなか良さそうです。確かにフランスは偽物の被害が大きそうですからね。2016/02/27
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