出版社内容情報
たくましいおんどりと子どもたちの友情物語。
春、進級したばかりの六年四組に大事件が伝わった。飼育小屋のおんどり、ジャンボコッコが、成長して手におえなくなり、殺されるという。みんなは相談してクラスで飼うことにした。みんな、つつかれたりけられたりしながら、一生懸命世話をした。新しい小屋も出来、およめさんもきまった。ジャンボとみんなの間に、友情が育っていった。ところが夏休み、突然思いがけない出来ごとが……。
内容説明
いくら暴れん坊だからって、ジャンボコッコを殺すなんて…。よし!私たち6年4組で飼っちゃおう!だが、それからが大騒動。戦後児童文学の傑作と評判の作品です。小学館文学賞受賞。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロボット刑事K
8
実は、この本を読んだのは40年以上昔のことなのです。ごめんなさい。各お気に入りサンにいっぺんにお伝えするんだったら、この方法が一番手っ取り早いかな、と。幾つかのツマラナい理由で、自分のハンドル名を変更することにしました。で、私がガキの頃、とにかく一番憧れた正義のヒーローの名前を頂きます。その名はロボット刑事K。探せ、捕らえろロボット刑事、ロボットその名はK、K、ロボット刑事K♪カッコ良かったよなあ、ロボット刑事K。ストーリーも骨太だったし。でもロボット刑事Kなんてマイナーヒーロー誰も知らないんだろうなあ。2022/07/02
モリ
1
私が読んだのは1979年に出た小学館の創作児童文学シリーズの単行本でこの新書ではないのですが、内容は同じだろうと思います。時代を感じる部分はありますが、かなりガツンとパワフルな物語でした。2022/12/14
buccoroli
1
これではないけど、中身は一緒だろう。最近、この手の本を読みふけっている。この話も実話らしいが、時代背景で今では問題ある表現も見られたが、伝えたいテーマはしっかり受け止めた。自分の中ではまだ正解は出ない。2022/09/14