エールは消えない―いのちをめぐる5つの物語

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エールは消えない―いのちをめぐる5つの物語

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784829210055
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

誰もが経験する肉親や親しい人との別れ。バースセラピストとして多くの人の誕生や死にかかわってきた著者にとっても、自身の母を見送ることは「心にぽっかりと穴」が空くような特別な経験でした。その、ぽっかりと空いた穴を埋めるものは何だったのでしょうか。
「大丈夫、きっと乗り越えられるよ、信じてごらん」というお母さんの言葉が、その後の著者を支えたと言います。

また、長年家族ぐるみで親しくし、その晩年に寄り添った俳優の樹木希林さんからも、同じことを言われました。
「大丈夫、私も協力するよ。そして応援する」。
間もなくこの世から旅立とうとしていることを知りながら、希林さんは強い意志で応援してくれたのです。

著者は綴ります。
「人がこの世を去ってからも、応援(エール)の思いはずっと生き残る。決して消えたりしない。まるでお守りみたいに」。

本書は、著者が見送った87歳の母のこと、最期を共に過ごした樹木希林さんのこと、自殺した娘の子どもを育てたお母さん、両親をなくし伯父伯母に引き取られた姉妹と、見守るおばあちゃん、子育て中の盲目のお母さんなど、5つの多様な家族の物語と、めぐるいのちを描いた珠玉のエッセイ集です。
巻末には、内田也哉子さんとの対談「母をおくる」も収録。

内容説明

樹木希林さんの最期に寄り添ったセラピストの、涙と愛にあふれるエッセイ集。巻末には内田也哉子さんとの対談「母をおくる」を収録。

目次

第1章 一番星になった娘―君ちゃんと勇くんのこと(長光寺というお寺;おひさまのような人 ほか)
第2章 世界一美しいおむつ替え―はーちゃんとお母さんのこと(はーちゃんとお母さん;世界一美しいと思ったおむつ替え ほか)
第3章 姉妹のレシピ―希実さん麻実さんと、おばあちゃんのこと(菅野さんからの手紙;春のお彼岸 ほか)
第4章 思いは生き続ける―樹木希林さんのこと(始まり;いのちは巡る ほか)
第5章 母の投げキッス―私の母のこと(大切な人がいないということ;春―家族や友人のいのちを繋ぐ ほか)
対談 母をおくる―内田也哉子×志村季世恵

著者等紹介

志村季世恵[シムラキヨエ]
バースセラピスト。一般社団法人「ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ」代表理事。1990年「癒しの森」を故志村紘章と立ち上げ、心にトラブルを抱える人、末期がんを患う人に寄り添う。クライアントの数は延べ4万人を超える。(2007年「癒しの森」閉院)。1999年からダイアログ・イン・ザ・ダークの理事となり、多様性への理解と対話の必要性を伝える。現在は視覚障がい者、聴覚障がい者、後期高齢者とともに行うエンターテインメント、ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ことり

4
出産や育児に悩みを持つ方や末期がんを患う方のメンタル面をサポートするセラピスト、志村季世恵さんの「いのち」にまつわるエッセイ。樹木希林さんとのお話、ご自身のお母様のお話、非常に心に残りました。お二人の本当に素敵な生き方に、私も生きるという事やこれからの人生について深く考えさせられました。志村さんの他の著者も読みたいと思います。2023/05/13

Yuko

2
「エールは消えない-いのちをめぐる5つの物語」 志村季世恵 <この世を去っても応援の思いはずっと生き残る。まるでお守りみたいに。さまざまな人に寄り添い、人生の最期を迎えるための手伝いをしてきたセラピストによる、いのちをめぐる珠玉のエッセイ集。内田也哉子との対談も収録。> 2023年 どの物語も大切なことを教えてくれます。じんわりじんわり、沁みいります。2023/04/01

平坂裕子

1
なんだか胸がいっぱいになり,涙が静かに溢れて来た。誰にも大切な人がいて、別れも必ずやってくる。もっともっと寄り添えたのではなかったかと、後悔することも沢山あった。自分自身も、正直に周囲の人々を大切に過ごしていきたい。2023/04/06

塩むすび

0
あたたかい気持ちで胸がいっぱいになりました2025/04/27

TATTYA

0
人との関わり方を教えてくれる本。2024/02/05

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