目次
第1部 江戸期(イソップ寓話;ガリヴァー旅行記;ロビンソン・クルーソー;江戸の西洋偉人伝)
第2部 明治期1(明治元~十九年)(西洋の偉人と近代国家の形成;西洋に学ぶ―近代児童文学のはじまり;黎明期の翻訳文学;翻訳小説ブームの到来;西欧ミステリーとの出会い―本邦初の推理と謎解き;科学熱とSF小説・未来小説;自由民権運動と革命小説;新体詩;西洋演劇の受容―シェイクスピア劇、その他;明治前半のジャーナリズムと翻訳小説;教育界における西洋文学の受容;翻訳と近代文章語の形成;翻訳文学書に見る装丁と挿絵の変遷)
著者等紹介
川戸道昭[カワトミチアキ]
1948年、群馬県生まれ。1971年、慶應義塾大学法学部法律学科卒業。1979年、中央大学大学院博士課程文学研究科英文学専攻満期退学。1992~94年、イギリス・ヨーク大学客員研究員。1995~2019年、中央大学理工学部教授。2019年より中央大学名誉教授。専門は、比較文学、幕末明治翻訳文学史。2002年、『日本におけるシャーロック・ホームズ』(共著、ナダ出版センター、2001年)で第二十四回日本シャーロック・ホームズ大賞受賞。2004年、『明治のシェイクスピア』(大空社・ナダ出版センター、2004年)で第十九回豊田實賞(日本英学史学会)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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