- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 富士見ファンタジア文庫
こちらの商品には新版があります。
内容説明
…チャイカとは、何か―?航天要塞と運命を共にした蒼のチャイカは、自ら“も”また『本物』だと、驚くべき真実を白きチャイカに告げた…。何故、記憶が欠落しているのか?首筋の傷跡は何なのか?無数の謎を抱えたまま、トールたちは皇帝の遺体が眠る海を目指すことに。そこで、紅のチャイカと思わぬ再会をした彼らは、突如として正体不明の亜人兵と大海魔の強襲を受ける!!激闘の果て、流れ着いた先は絶海の孤島。一行は島内の牢獄で、金銀妖眼の少女と出会う。彼女はラーケ語で、こう言った。「待っていた―チャイカ…」
著者等紹介
榊一郎[サカキイチロウ]
大阪府在住。第9回ファンタジア長編小説大賞準入選作『ドラゴンズ・ウィル』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
33
トールの前に再びギイが現れ次の遺体の在りかを告げるも後回しにし自身で得た噂である海へ行くことに。しかしそこで再び紅チャイカと遭遇。すると亜人間や棄獣を操る一団に紅チャイカ達諸共襲われる。そこで見つけたのは蒼チャイカが言っていた第一世代の大海魔でそれが語ることとは…?そしてジレットの死を知ったヴィヴィは『覚醒』する…。今回はガズ帝国の生き残りに棄獣の第一世代,そして『チャイカ』とこの物語の根幹が明かされ始めた重要な巻だったね。ヴィヴィのチャイカ化は本当衝撃の展開だった。『チャイカ』という存在はやはり→2014/04/06
た〜
25
【世界観重視型】あとがきによるとここいら辺で折り返しだとか。前巻読んだ時「転」かと思ったら未だ「承」だったのか!? なんだか雰囲気がどんどん「イコノクラスト+すてプリ÷2」になっているような・・・気のせい? まあ、ハーレム拡大という新たな路線は追加されているが(笑2014/02/13
sskitto0504
20
ヴィヴィがチャイカになってしまいました。チャイカ達はもとは別の人間だったんでしょうかね?今回紅チャイカは出ましたが、あまりトールとの絡みがなかったのは少し寂しい…次巻ではもう少し絡んでほしいな…2014/06/26
まるぼろ
18
今までから色々と状況が変化した今巻。一番の変化はヴィヴィのチャイカ化…と言うかギイ言う所の覚醒なんでしょうが、そのヴィヴィが割と正気を保っているので少し安心しました。そして図らずも同じ目的で同じ船に乗っていた白と紅のチャイカ一行が紆余曲折の末にギイやイズマッシュを打ち倒した訳ですが、状況から言ってやはり「遺産」と言うのはニーヴァの事なんだろうな、と。キリルとウルスラには幸せになって欲しいなと、心から思えました。で、殺したはずのギイがヴィヴィに接触してさせようとしている事は一体…、次巻も期待です。2016/05/22
メロリン@5月は再読強化キャンペーン!
15
とても大好きな今作品ですが、前巻の空から海(島)を舞台に話が進みますが、今巻ではチャイカの秘密を含むガズ皇帝絡みの謎が多少明かされて、また過去の場面の話も出つつ今後に繋がる大事な巻になったと思います。また新たにニーヴァが仲間?になり主を失ったヴィヴィの覚醒を含むジレット隊の動向も非常に気になります。今後の展開が楽しみで仕方ありません。アニメ化おめでとうございます。2013/12/01