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内容説明
現実と幻想の狭間に存在し、星座に選ばれし魔女たちが通う聖アルマゲスト学園。そこに、新入生ながら星座の頂点に立つ十二星座の一つ“射手座”に選ばれた少女・ユキハがいた。…しかし、天才と謳われる彼女を守護する使い魔は、「つまり、『明日から本気出す』ってことよね?」「いい言葉だ。感動すら覚えるな」という、やる気ゼロのぐーたら少年・キミオだった。十二星座の魔女同士が相争う戦いを目前に、ユキハに襲いかかる何者かの魔手。キミオは主人を守りきることが出来るか!?星の輝きを力に変える魔女たちの学園魔術バトル、開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
王蠱
16
設定の「扱い方」に難アリ、といったところか。設定それ自体はまぁベタだが同時にある程度のラインは超えてるんだけどその開示の仕方や扱い方などといった構成力に修行が必要かと。戦闘シーンなど伏線などほとんどなしでその場その場で新情報どんどん開示してくような感じで「いやいきなり言われても・・・もうちょい情報よこしとけよな」みたいに思ったり。キャラも各々の動き方の動機が微妙な奴ら多めでちょい萎えた。これ最終的に革命的なこと起こすパターンかな?2013/06/24
キリル
9
地の文が脱力系主人公の独白だったので若干苦労しましたが、そこそこ面白かったです。p95の挿絵には描いていたキミオくんのイメージとのギャップがありすぎて単純にかっこいいと思いました。ヒロインはツンデレ強気女子かと思ったらツンデレ自分に自信ない女子だったでござる。すばらしいです!次巻以降のバトルはもちろん、ハーレム展開にも期待が持てる登場人物たちでした。この巻の最終的イメージは姉妹丼となりました。2014/04/20
1_k
8
よくあるテンプレ魔術学園バトル使魔もの。前半のラブコメパートは主人公のキャラを含めていい感じ。最強だけど、普段は実力を隠している劣等生の主人公がピンチに俺tsueeeするあたりは、王道。終盤のバトル部分にいろいろと設定やガジェットを詰め込みに詰め込んだ部分はちょっと詰め込みすぎて分かりにくく感じた。というか半分ぐらいしか理解できてないかも。凡作以上良作未満か。2013/06/23
524
8
☆7.5 【噛み合ってない】星座に選ばれた女の子と主人公のファンタジーラブコメ。イラストは素晴らしいしキャラも単体で見ればみんなかわいい。けどこれが掛け合いになると途端にぎくしゃくというか不協和音がする。特に主人公とヒロインのプラスマイナスが場面ごとにコロコロ変わるせいで一貫性がない。バトルシーンもある程度は仕方がないにせよ、なんか後付け要素が多くて先の展開にあまりワクワクさせられなかった。イラストがいいから2巻は買うかもしれないが今後面白くなるのかな…。【お気に入りキャラ:焔悠里】2013/06/22
藤崎
7
星座をモチーフとする魔術、特殊な環境で囲われた異能学園、散見される由来ありげなキャラ名と、何かもうこの作者さんの特性てんこ盛りな感じで開幕・・・で、CV青山ゆかりは誰ですか?(こら) 文章的には、地の文の語りが若干くどい上、時々人称ブレまでしかけてて読みにくい。ストーリー的にも小競り合い程度で終わってるので、そのあたりは正直今後に期待と言った所。ただ、この作者さんのメインヒロイン偏重癖はラノベの媒体に向いてると思うし、最終的に超展開レベルで風呂敷広がると思うので期待値は高いかな・・・信者補正とも呼びますが2013/10/15