内容説明
キーワードから読み暴くこの国の現在。粉飾ニッポンの偽装を剥がして見せましょう。
目次
小泉政治って、なんだったんですかあ~?
論考 構造改革原論
現代用語の基礎政治
用語集という名の連作時評(責任者出てこい…;自己責任論は、無責任社会の裏返し;ショー化が進む人の「死」;嗚呼、幻の南セントレア市;勝ったあなたは自己実現、負けたあなたは五月病? ほか)
著者等紹介
土屋彰久[ツチヤアキヒサ]
政治学者。1964年、東京都生まれ。早稲田大学政経学部政治学科卒。早稲田大学他にて非常勤講師
スージー甘金[スージーアマカネ]
1956年、東京都生まれ。多摩美術大学デザイン科卒。ポップなスタイルを得意とするマンガイラストレーター。フリカケ評論家としても有名である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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壱萬参仟縁
8
7年前の本だが、文章中心ではあるが、閑話休題的に漫画も入り、緩急がある構成。ただ、殆どが用語集的編集である。選挙前に一読をしておきたいテーマ。インチキ、マジック、トリック、とカタカナにすると胡散臭い政治だった小泉内閣時代(12頁)。メディアも面白おかしく便乗だったから始末に負えない。黄色い頁が挿入されているのは、政治用語集。参院関係は60-61頁に。カーボンコピーという批判もあるが。ドント式は昨夜、池上彰先生の番組でも説明されていたな(168頁)。もんじゅの頁は、原発事故前だが知っておくべきものであった。2013/07/08