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内容説明
シローフォノ軍の研究機関『クレイドル』にて生まれた、怪異の力を持つ人型の生命兵器―『贋人』。贋人として生まれた少女・ユズカと、ユズカを人間にしたいと願う少年・アルトゥールは、贋人の秘密を知る研究者・ディニタ・イングリスの手がかりを探して、ジャッロ・コリーナ市へ向かう。街へ入ると早々に宅配の仕事を頼まれるのだが、その届け先は誰もいない廃工場地区だった。しかも、そこで二人を待ち受けていた人物は…!大切な人を失い、守りたいという強い願いが、少年の中に眠る七つの龍を呼び起こす!本格ファンタジー。
著者等紹介
淡路帆希[アワミチホマレ]
ライトノベル作家。第17回ファンタジア長編小説大賞にて準入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぇん
11
一巻結構好きだったのに打切りみたいなのがショックで中々読めませんでした。主人公の七つよ能力も三つまでしか明かされませんでしたね。一応大円団で終わってますが、メリッサまで蘇るのは若干やり過ぎな気もしまた。読み終わるとユズカなどキャラは魅力的だったのできられたのが残念です。2014/01/26
仔羊
5
早くも完結。打ち切りでしょうね…。デニィタを探して旅を続けながら、かと思ったら本当にいきなりすぎてびっくりでした。話の起伏は決していいとは言えず、大半が戦闘だったのだが、本来の趣旨とは違ったものの綺麗にまとめていたのがなにより。ミヌーさんの能力というのが多岐にわたって便利だなあと思いました。2012/07/21
ちゃか
4
シリーズ完結巻。実験施設で生まれた異能を持つ少女と、ともに旅する少年。二人はその施設に属していた研究者を探し求めていたが。七種の刀全部知りたかったなー、と思う。うーん。打ち切りかなぁ。こう、何とか情報を出し切って、「俺たちの戦いはこれからだ!」みたいな展開に持っていった感じ。ディニタが便利キャラすぎる。詳しすぎだろ、いくらなんでも、といった感じで。割と気に入ってたんだけれど。2012/07/21
ころん
3
人型の生命兵器『贋人』であるユズカを人間にしてやりたいと願うアルトゥールは贋人を研究していたディニタを探してジャッロ・コリーナ市へと向かう。ミヌーとロドリクと再会したふたりは、ディニタの計画に協力することになる。まさか完結だとは思わなかった。伏線回収しきれてないけど、物語としてはきれいにまとまってて、最初からこのラストだったといわれても納得できるくらい。全体的に優しい雰囲気でまとまっていて、読んでてあたたかい気持ちになれる良作ファンタジー。アルトゥールとユズカのなんともいえない関係が良かった。2012/07/26
Mono
3
まさかの完結。一部回収されない伏線もあったものの、物語自体は綺麗に終わりを迎えたと思います。二人にとってなによりもかけがえのないものがまた戻ってくれて良かった。彼等のこれからの旅に幸あれ。2012/07/25