富士見ファンタジア文庫 紅月光の生徒会室〈４〉―いつか天魔の黒ウサギ

鏡 貴也【著】

富士見書房（2011/09発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 310p／高さ 15cm
• 商品コード 9784829136782
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

「月光ぽんって奴隷扱いするけど、ひそかに優しいよね～」炸裂する俺様ぶりで、宮阪高校を完璧に支配している…ハズの生徒会長・紅月光。彼は最近、疲れていた。同棲中の悪魔娘はやたらラブホに入りたがり、使えない不死者と美少女魔女は合コンの話しかしないし、色魔で金欠な封・解呪師の兄弟はカレーを食い逃げしようとする。さらに、ありえない程スカートの短い不良娘は、神たる自分を“ぽん”呼ばわり！…いい加減、誰が主か奴らに思い知らせてやる。かくして月光の決意も新たな１日が始まった、が…！？学園リバース・ファンタジー、天才が挫折する！？高校編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[スズ]

泉がヒメアに合コンに行こうと唆したり、バレンタインチョコを作ろうとヒメアを唆したりと、生徒会の不良娘・泉が世界最古の魔女や雷の悪魔を手玉に取ったりと大活躍？の第４巻。普段から生徒会の面々をからかって遊んでいる普通の人間である泉ですが、何度死を目前にした窮地に陥っても全く動じなかったり、＜軍＞が用意した数年分の魔術書を数日で読破して魔術理論を理解する等、俺様至上主義の筈の月光が彼女に興味を持つ場面が好きで、病で自身の死期が近い事を悟りながらも常に笑顔を絶やさず、最後まで人生を楽しみまくろうとする泉が大好き。

2017/11/21

[METHIE]

短い感想だけど５巻で。

2014/07/13

[メロリン＠5月は再読強化キャンペーン！]

いつ天生徒会メンバーたちの日常を描く短編集４巻ですが、相変わらず中身のないキャララノベでサクッと読めます(褒め言葉)作品の内容よりキャラを楽しみに読めるのでとても好きです。本編が完結間近だし、久々に本編６巻あたりから読みたくなりました。

2013/12/17

[KEY]

短編＝月光イメージが強いんだけど今回は泉が強かったかもw　本編だと敵が強いからあんまり気にならないんだけど短編を読むたびに大兎達が化け物になってることを思い出させてくれるからありがたいw　今回も全体的に安定した面白さでした。

2011/11/25

[もち]

日常回というかのほほんとした雰囲気で、楽しく読めました。そしてまさかの次回へ続くということもあり、次巻も楽しみです。

2016/04/20