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内容説明
入学式を終え、新入生を迎えた学園都市。レイフォンの暮らすアパートにはフェリやニーナ、クラリーベルといった面々が引っ越してきて賑やかさを増す。仲間と過ごす毎日でレイフォンの傷も癒えつつあったが、ヴァティ―世界の敵であるレヴァンティンの正体を知るニーナとクラリーベルは、その強大な力を前に、無力感に苛まれていた。そんな中、ツェルニは新たな汚染獣の接近を感知する。偵察に向かった第十七小隊だが、思いもよらぬものを目にし―!「まだ、きっと何かが起こります」『世界の敵』となったツェルニを待つものは!?―。
著者等紹介
雨木シュウスケ[アマギシュウスケ]
第15回ファンタジア長編小説大賞佳作「マテリアルナイト 少女は巨人と踊る」でデビュー。広島県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
27
新学期になり、学園を去った者。学園に現れた者。そして、学園に残り続ける者。激動の一年が終わり、一人また一人、進むべき道を見つけ始める子どもたち。その道のりが遠かろうと、険しかろうと、たとえ茨の道であろうと、そこに道があることに変わりはない。両手を縛る重たい繋がり、片目が閉じた視界の不安。壊れることが前提の、自分の武器。それでも少年は前を向いた。向くことが、やっとできた。渦巻く不安にわき立つ疑問。それでも少年は誰に答えを聞くことはない。知りたいことは自分で知る。流され続けた少年は遙かな荒野を目指す。2011/12/25
YO-HEY@紅蓮ロデオ
27
レイフォンが…がっつり苦戦してるのって不思議な絵だ。てか、ニーナの一族…予想以上に大事なポジションじゃん!…なにはともあれ、ついにレイフォンが自分の意思で戦う覚悟を決めました。長かった…まず目下の課題は武器調達。レイフォン…全力を出したいっすな。2010/11/27
KEI
17
購入。さぁ、宣戦布告だ。最強学園ファンタジーの最ウジウジ主人公がついに覚悟を決めた。敵は何だかわからない。かつて養父と刃を交えたように、もしかしたら近しい人間に刃を向けるかもしれない。それでも、彼は戦うと決めた。これは面白くなってきた。それにしても、ヴァティ可愛いよヴァティ。2010/11/24
紅狐
8
強い人キター! 運命から外れた主人公(笑) アイレインから脱出したレヴァ。主人が求めるものは世界の破壊、しかし彼女の求めるものは平穏? 感情? 汚染獣討伐に向かう第十七小隊の会話が頼もしかったり。ツェルニが黙する理由は何か、学園都市を守るため? 電子精霊4体使うとか反則だろジジイww ニーナはレギオス世界を守る戦いへ、リーリンはイグナシスを倒す戦いへ、フェリもデルボネの情報を解析し、向かう道を決めるのに、レイフォンはどこに向かうのか?2011/04/22
タカユキ
8
16巻かかってようやくレイフォン覚悟完了。長かった… そろそろサクサク進んでも良いと思うんだ。2010/11/22
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