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内容説明
「戦場で軽々しく話しかけてくるなっ!魔力の無駄!」独断で出撃した新人セーヤを追って宙に出たラリエナは、いきなり頭の中に話しかけられ、ブチ切れた。「わたしはあんたと違ってほいほい魔力使えないのっ!」“わかった。じゃあ、僕が一方的にする”あっさりと言われ、少女は頭を抱える。こいつ、頑固だ…!―銀河を統べる魔術帝国。その皇帝直属軍の少女ラリエナは辺境惑星出身の天才新人セーヤとコンビを組むことに。超マイペースな言動に慣れる間もなく遭遇したのは、帝国を揺るがす大事件で!?希代(予定)の魔術師コンビ、銀河を駆け、帝国を護る。
著者等紹介
三浦良[ミウラリョウ]
第17回ファンタジア長編小説大賞審査委員賞受賞作「抗いし者たちの系譜 逆襲の魔王」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KEI
7
購入。様々な読友さんが書いているが、スペースオペラ+ロボット+魔術な作品。和洋折衷な感じが肌に合わなかったのか、イマイチ入りきれなかった。大型艦を動かすオッサン達が好みかな。次も一応は手に取ってみる。2010/09/16
deltazulu
3
皇帝直属の蒼衣衛に所属することになった新人でこぼこコンビの活躍が楽しい。宇宙で魔術だけどロボットバトルみたいなお話だけど、局地的な戦いのみならず、敵の罠に気づいていくところとか、策による展開がすごい面白かった。少年少女のみならず、おっさんたちもいい味だしてるし、まだまだクセのある人が多いように思うので、これは続きがとても楽しみ。2010/08/21
bluets8
3
宇宙が舞台のロボットアクション。メインは少年少女だが、太ったおっさんが一番輝いていた。ある作戦が始まり、艦長が敵の作戦の真意に気付くまでの約40ページが面白かった。2010/08/21
ren
2
宇宙で魔術のコンセプトそのままのお話。ヒロインが最近では珍しいサッパリ男前タイプだったのが個人的には好みだった。あと、セーヤとラリエナの距離感が甘くなくて良し。非常に手堅く、悪く言えば地味な作品だけど、こういう作品こそ中高生が読むべきだと思った。2010/09/09
ウナム
2
泥くさい理由で仕事こなす軍人とか役人とか書くと輝く人だなホントに。2010/08/28