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内容説明
うだるような夏。ちょっとした冒険もなく、ロマンスもなく、ひたすら生徒会の雑務に追われる千鳥かなめの夏休みは、そのひと言で激変した。「ふたりだけで、南の島へ行こう」世界最強の戦争ボケ男・相良宗介らしからぬ突然の誘い!戸惑いながらもかなめはときめきを隠せない。だが、それは甘酸っぱいひと夏の出来事であるわけもなく、命がけのスリルと恐怖への特急券であったのだ!危険な化学兵器解体所を襲った“猛毒”と呼ばれる朱い鋼鉄の悪魔が、宗介とかなめを追いつめていく!テロ事件の裏に潜む巨大な陰謀!そしてふたりに、残忍な殺人鬼は迫っていた!!お待たせっ!超人気シリーズ、ファン待望の書き下ろし長編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
65
この巻でミスリルのことがよくわかった気がした。今でも面白く読めるんだが発刊が2000年と聞いてびっくりした。テッサとかなめの三角関係がこの頃から始まるんだな。2010/01/27
海猫
54
軍事スリラーと活劇を絶妙のバランスでブレンドしたエンターテイメント。中盤からの展開は息をつくひまなく面白い。キビキビした文体が読みやすく心地好い。2011/03/21
まりも
50
再読。ガウルンによってジャックされた潜水艦トゥアハー・デ・ダナンを奪還する為に宗介たちが戦う話。重大な責任を背負わされることになる苦悩しながらも、かなめや大事な仲間たちを護る為に立ち上がる宗介の姿や宿敵ガウルンとの決着と物語的にも一つの区切りとなる回なだけあって非常に面白かったです。やっぱりこういう手に汗握る緊迫感のある展開は読み応えがあって良いですね。潜水艦が舞台っていうのも素晴らしい。次巻もそのうち読みます。2015/04/08
佐島楓
40
パターンは確立されたものの、かなめの心が一番揺れている? 彼女がポジティブだから救われている面は大きい。四巻へ。2015/12/17
いおむ
30
さすが賀東先生!読みたいツボを上手に押してくれます。面白くかつスリリングに読ませていただきました!!!2025/05/04
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