内容説明
33歳の若さで暗殺された龍馬の生涯は、史料的に明らかにされるのは28歳以降である。はたして「国」「徳川」「天朝」といった様ざまな価値観の渦巻く時代にあって、彼は後世、真に理解されてきたのであろうか?本書は、「日本」を発見した龍馬の自由精神の淵源をたどりながら、彼の夢と冒険を貫く「赤糸」の存在を徹底的に追求する。
目次
序章 移りゆく龍馬像のなかで
第1章 幕末の土佐
第2章 容堂と勤王党
第3章 文久2年・勤王年
第4章 海軍への飛翔
第5章 薩長同盟
第6章 倒幕
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