出版社内容情報
世阿弥、松尾芭蕉、石田梅岩、西郷隆盛、松下幸之助・・・
躍動する生命力、清明心、安堵、勤勉。
私たちが本当に大切にすべきものとは?
現代人の悩みこそ、「伝統精神文化」を忘れたがために生じている
「アイデンティティ」の危機である。
内容説明
世阿弥、松尾芭蕉、石田梅岩、西郷隆盛、松下幸之助…、躍動する生命力、清明心、安堵、勤勉。私たちが本当に大切にすべきものとは?
目次
第1講 日本の根源はダイナミックでエネルギッシュな縄文文化
第2講 「運の強さ」と「達人の先見性」…神との一体化の恩恵
第3講 本居宣長が説く「神信仰」…神道の本当の姿に迫る
第4講 『古事記』に記された生命力と生成力…ムスビについて
第5講 世阿弥と縄文のエネルギー…夢幻能が秘めるアニマの噴射
第6講 松尾芭蕉…生成発展する自然に感応する創造論
第7講 豊かな自然が生む「清明心」「正直心」「安堵・安泰」
第8講 西郷隆盛の「敬天愛人」はなぜ日本人に愛されるのか
第9講 「神さまとの共作」という信仰がもたらす仕事観
第10講 道元と千利休の奇跡…「一つひとつを丁寧に、真心込めて」
第11講 鈴木正三を読む…仕事が修行になれば人生は幸福になる
第12講 石田梅岩…「売り手よし、買い手よし、世間よし」の教学
第13講 松下幸之助…「運」を強くするための日本的哲学
第14講 「惟神の道」…天皇が体現する日本の深い精神性
著者等紹介
田口佳史[タグチヨシフミ]
1942年東京生まれ。東洋思想研究家。イメージプラン代表取締役会長。新進の映画監督としてバンコク郊外で撮影中、水牛二頭に襲われ瀕死の重傷を負い入院。生死の狭間で「老子」と運命的に出会い、「天命」を確信する。「東洋思想」を基盤とする経営思想体系「タオ・マネジメント」を構築・実践、延べ一万人超の企業経営者・社会人・政治家を育て上げてきた。東洋思想をベースとした仕事論、生き方論の第一人者として政財界からの信任は厚い。東洋と西洋の叡智を融合させ「人類に真の調和」をもたらすべく精力的に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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袖崎いたる
鵜川161