出版社内容情報
自治体職員が大局的な視点をもって財務書類の意味内容を読み解き、財政改革の方針決定に役立つ財務分析を行い、予算の作成・資産の管理・職員の意識改革に公会計を活用する方法を身に付けることができる。
○自治体の財務書類を基に、公会計データの分析の仕方をわかりやすく解説
○この1冊で、わがまちの財務状況の見方を学ぶことができる!
○行政サービス料金の決め方など、公会計データを行財政改革に役立てる具体的な方法を指南!
内容説明
自治体の財務書類を基に、公会計データの分析の仕方をわかりやすく解説。行政サービス料金の決め方など、公会計データを行財政改革に役立てる具体的な方法を指南!
目次
第1章 新公会計制度の財務書類とは(財務書類の概要;貸借対照表の見方;行政コスト計算書の見方;純資産変動計算書について;資金収支計算書について;注記について;附属明細書について)
第2章 財政改革の方針決定における財務分析のあり方(財務分析は「習うより慣れろ」;総務省マニュアルに基づく財務分析の実施;ざっくり分析、ここだけ押さえれば十分;あなたのまちは大丈夫?)
第3章 企業会計の考え方を活用しよう(行政サービスの料金をどう決めるか;公共施設更新のための積立は必要か)
第4章 公会計データ分析結果の活かし方(予算・決算への活かし方;資産管理への活かし方)
著者等紹介
宮澤正泰[ミヤザワマサヤス]
千葉県習志野市会計管理者。地方監査会計技能士(CIPFA Japan)。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。いままでに総務省主催「地方公営企業法の適用に関する調査研究会」委員及び「地方公共団体における固定資産台帳の整備等に関する作業部会」委員、「今後の新地方公会計の推進に関する実務研究会」サブメンバー。財務省主催「公共部門のマネジメントに関する研究会」委員、NPO法人日本FP協会千葉支部副支部長などを務める。現在は、総務省「地方公会計の活用の促進等に関する研究会について」委員、「東京都江東区外部評価委員会」委員、(公財)習志野市スポーツ振興協会監事、日本公認会計士協会「地方公会計・監査検討専門部会」オブザーバー、政府会計学会(JAGA)会員を務めている。一般社団英国勅許公共財務日本支部(CIPFA Japan)から2016年度MITSUNO AWARD賞を地方公会計教育の貢献により受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。