山本素石綺談エッセイ集〈1〉画文集「釣山河」

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  • サイズ A5判/ページ数 223p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784864470155
  • NDC分類 787.1
  • Cコード C2075

内容説明

ツチノコを世に知らしめ釣りザオをリュックに忍ばせながら山村を放浪、渓流釣りと山村の生活、風景をこよなく愛した山本素石、最晩年の作品を含めた綺談エッセイ集。現在入手困難な絶版本などで愛されたエピソードを精選し、さらに書籍初収録となる「画文集シリーズ『釣山河』」を新たにプラスした最新復刻版。

目次

画文シリーズ「釣山河」
幻のツチノコ
ねずてん物語序説
小森谷の一夜
女狐
狸の音
夜道の怪異
天狗襲来
志明院の怪
狐にやられた話
脳足りんにして脳多輪 山本素石さんとノータリン・クラブ―天子山人

著者等紹介

山本素石[ヤマモトソセキ]
本名、幹二。大正8年(1919)、滋賀県甲賀郡甲南町(現在は甲賀市甲南町)生まれ。尋常小学校卒業後、各種学校や塾を遍歴したが、一つも卒業せず職業も転々として自由業に終始した。山釣りと渓魚の研究を続け、北海道北端から九州、沖縄、韓国江原道まで釣り歩く。生前は天理教滋京分教会長、ノータリンクラブ会長、日本渓流釣連盟副会長、日本随筆家協会々員。昭和63年(1988)死去、享年69歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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紅独歩

1
山本素石といえばツチノコ、というくらいそのブームの嚆矢となった人物だが、このエッセイを読んで驚いた。優れた民俗学者であり、巧みな怪談作家であり、時代を先取りしたエコロジストでもある。それらを支えているのは、読みやすく落ち着いた文体だ。もともと素石は、帯の絵付けなどをしつつ諸国を放浪していたという。再読三読、読むたびに新たな発見があるだろう、在野の知の鉱脈である。2013/06/10

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