左傾化するSDGs先進国ドイツで今、何が起こっているか

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左傾化するSDGs先進国ドイツで今、何が起こっているか

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  • サイズ 46判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784828424279
  • NDC分類 312.34
  • Cコード C0030

出版社内容情報

行きすぎた平等志向が国を過つ
・電力不足なのに“脱原発と脱石炭"を同時推進。
・大量の税金を投入して、電気自動車化へ。
・過剰な人道主義によって、難民問題が勃発!
日本が進む道が見えてくる!
【個人の主張が通らず、自由が奪われる社会にならないために。】

いまSDGsブーム真っ盛り。その中でも地球温暖化問題においてドイツは世界をリードし、自ら作ったルールを世界に押し付けようとしている。日本もその流れに乗らないとまずいと言われてきた。
しかしそのドイツで「理想論で突き進み、社会が崩壊する」事態が起きているというと著者は言う。
「この冬、ドイツでは原発3基を止め、風力発電に依存することにしたが、風が弱く発電量が低下した。結果、ブラックアウトの危機が訪れたが、暖冬で何とか救われた。それでも再生可能エネルギーに拘る方針。経済合理性を無視した政策は大問題! 」
本書では、ドイツ在住の川口氏が、政治的思惑、国民の意識、企業のホンネなど、日本人が何も知らない「SDGs先進国ドイツのウラ事情」を赤裸々に伝える。そのうえで、日本が「反面教師」にすべき部分は何か。ドイツのクセから何を得るか、日本が同じ轍を踏まないためのアイデアを出して頂く。

内容説明

行きすぎた平等志向が国を過つ。電力不足なのに“脱原発と脱石炭”を同時推進。大量の税金を投入して、電気自動車化へ。過剰な人道主義によって、難民問題が勃発!日本が進む道が見えてくる!

目次

第1章 3党連立政権でさらに左傾化するドイツ
第2章 メルケル政権からドイツの左傾化が始まった
第3章 脱原発と再エネで破綻するドイツのエネルギー政策
第4章 電気自動車へのシフトに見るドイツの社会主義国ぶり
第5章 コロナ禍で浮き彫りになった言論の不自由
第6章 左派勢力による行き過ぎた平等志向
第7章 LGBTが揺るがすドイツの価値観
第8章 過剰な人道主義がドイツの難民政策を誤らせた
第9章 軍隊嫌いなドイツ人は本当に転換するか
第10章 ポピュリズム政治で失われる経済合理性

著者等紹介

川口マーン惠美[カワグチマーンエミ]
作家、ドイツ在住。日本大学芸術学部卒業後、波独。1985年、シュトゥットガルト国立音楽大学大学院ピアノ科修了。2016年、『ドイツの脱原発がよくわかる本』で第36回エネルギーフォーラム賞・普及啓発賞、2018年に『復興の日本人論 誰も書かなかった福島』が第38回の同賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ta_chanko

19
緑の党が躍進し、左傾化するドイツ。極端な脱原発と、太陽光発電など再生エネルギー化を推進。ガソリン車から電気自動車へのシフトも過剰な補助金で誘導。採算や効果は度外視。SDGsの推進も倫理・道徳が先行する教条主義的なムーブメント。Afdなど右派政党への非難もヒステリックなもので、誰も異を唱えることができない雰囲気に。日本も似たところがあるので、ドイツの後追いをしていくことには慎重にならなければならない。いざとなればドイツは掌返しができるが、日本はそうではない。国益というものを真剣に考える必要がある。2022/10/06

チェリ

11
ドイツの左傾化について語る本。主語がドイツと言う国であるからこそ政治的な話に見えるが、もしこれが著名人の主義主張に関するトピックであったら、完全にYahoo!ニュース案件だろう。実際にこのドイツと言う国を人格化したような人もいるので、変なベクトルで政治と個人のつながりを感じてしまった。ドイツと比較すると日本の左翼主張はまだまだマイルドな方なんだろう。とは言え自由、平等、環境、安全に関して反論を許さない空気感は日本でもかなりシビアになってきている。健全な危機感を持てる良い本だと思う。2022/10/19

pinevillageKNG

8
「SDGsという錦の御旗に日本人は踊らされてはいまいか?」と正面から切り込んだ力作。環境先進国として崇め奉っているドイツの悲惨な現状とこれから来る未来を取り上げ、検証なしに両手をあげてその後を追いかけようとする日本に警鐘を鳴らす。ドイツに住んで40年となる著者の視点で語られる本書は、まさしくこれから日本が辿るであろう未来そのもの。耳障りの良い言葉に騙されてはいけない。きちんと自分の頭で考え結論を見出したうえで、ちゃんと選挙に行こう。未来像のないその場限りの環境論は害悪でしかない。2022/08/13

Tomonori Yonezawa

2
🎁▼2022.8.1 第1刷▼10章253頁、左傾化する🇩🇪、メルケル、エネ政策〜LGBT〜ポピュリズム政治迄、帯裏に章題有り。▼講演はイマイチだが本では読みやすくて好きな著者。メルケルちょい前〜現在までの🇩🇪を色々な視点でサラッと紹介。▼🇩🇪と🇯🇵って確かに似てるとこあって、理想主義というか妄想酔いというか、現実的には無理だよねってとこに行きたがる。🇩🇪は利益取りに現実路線に方向転換するが、日本は誰かが言い出すまで我慢大会(で負ける)。んなこと書いてないが、んなこと考える本。2023/03/12

Kolon

2
左翼主義が蔓延したドイツと言う国家は、世界的にかなり要注意だと判る本。 過去の歴史が証明しているが、理念的な人間が支配する国は危険であるから。2023/01/25

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