出版社内容情報
【コロナ禍で、日本人の命を軽視した役人の罪】
わざと医師を増やさず医療崩壊
仕事を怠けるために緊急事態宣言
数十年前の数式でのデタラメな予測
新型コロナウイルスによる自粛。国民に対して正しい事実を伝えず、責任逃れの発想で、健康と命を守ることを怠った厚生労働省。日本社会が機能不全に陥った元凶はここにあったのだ。「わざと医師を増やさず医療崩壊」させ、「自分たちが仕事を怠けるため」緊急事態宣言を発し、「数十年前の数式でのデタラメな予測」で大げさに煽るーーダマす、サボる、間違う! 厚労省のキャリア出身の著者が、ひどすぎる官庁の実態を、自らの実体験をもとに赤裸々に告発する。
藤井聡氏推薦!
無責任組織を信じるな!
《本書の主な内容》
金のために国民を騙した厚労省/飛沫の中にウイルスはほとんどいなかった
ワクチンの安全性を騙して接種推進/「間違わないで国民を騙す」という論理
官僚が「国民」ではなく「製薬会社」のために働く理由/製薬会社から資金提供を受けていた専門家の実名リスト
「韓量は激務である」はウソ/「医師が増えると医療費が増えるから」はウソ
なぜ霞が関では「パワハラ」が頻発するのか?/「怠けた方が相手にとってはありがたい」という仕事
データや数字を軽視する間違いだらけの「お達し」/予測や試算は「デタラメでいい」と思っている
実は、調査・分析が苦手な官僚たち/健康診断は言われたとおりに受けなくてもいい
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Lara
67
元厚生労働省キャリア官僚の告発。「新型コロナ」に関しては、十分に説明せず、加熱した報道を黙認した、これは何故か判らない。マスクは感染を防げない、むしろ拡げる可能性がある。PCR検査が本当のところ何を意味するのか、伝えていない。政治家、医学者は、製薬会社から多額の献金を受けている。他に、バリウム検査は放射線被爆を拡げる。健康診断は、必須項目でなければ、拒否出来る。なかなか、思いきった告発内容でした。2024/03/04
南北
42
厚生労働省の元官僚がコロナ対策などの厚生労働行政を批判している。ただし著者はコロナ騒動のずっと前に退官しているので、実際はどうだったかはわからないが、大きな違いははないと思う。国民の方を向いて仕事をしていない、裁量行政をしたがるなど、あらためて5流官庁ぶりが再認識できた。厚労省は新型コロナについてはたいしたことだとは認識していなかったとしているが、結核などと同じ指定感染症2類にしたり、さらに新型インフルエンザ特措法を適用させた理由がよくわからなかった。とはいえコロナの「洗脳」を解くには良書だと思う。2022/11/04
ミライ
30
元厚生労働省の田口勇さんによる厚労省の内部告発本。よくある、外部の取材ではなく、「元」所属していた組織の人間が書いた告発本ということでリアリティがある。主に2020年~の新型コロナ対策や、2021年からの新型コロナワクチン接種を仕切る立場にあった厚労省の裏側が、データの裏付けとあわせて語られる。天下り問題や残業問題、利権問題など、触れ辛い実態も掲載されていて興味深かった、中でも「官僚は激務なのはウソ」というのが一番驚いた。コロナ禍において、各所でいろいろ言われている厚生労働省に興味がある人におすすめ。2022/04/03
Kikuyo
15
コロナに関しては「メディア報道とは異なる」「間違わないで国民を騙す」「実は調査・分析が苦手」などなど厚労省の実体が書かれています。マスクはウイルスの侵入は防げるが、感染を防ぐことは出来ないというのが参考になった。コロナに目が向いているが、他の危険な事象にも気をつけないといけないなと思った。製薬会社や金の方だけ見てるんですね。2023/01/14
Tomomi Yazaki
15
元厚生労働省キャリア官僚がコロナについて暴露する。その目的は天下りの利益と予算の実績。マスコミは誤った報道で世間を震撼させたが、当の厚労省は静観の構え。それにより世間の不安を煽り、コロナ禍騒動で財務省のチェックなく数兆円の予算を確保。その陰で、データを基に開示されたワクチンによる死亡者は優に一万人を超えていた。そしてメディアでワクチンを推奨する著名な医師や大学教授。その実名と製薬会社、そして資金援助額も開示されている。ここにコロナワクチン、子宮頸がんワクチンを当てはめれば、そのカラクリが浮き彫りになる。2022/10/31