内容説明
歴史を生きた人びとが紡いだ物語。第1巻は、古代エジプトのピラミッドから宗教改革者ルターまで。
目次
ピラミッドは語る―古代エジプト文明
二つの大戦と民主政治の明暗―古代ギリシアのなかのアテネ
勝者ローマと敗者カルタゴ―古代地中海の覇権抗争
古代都市ローマ―洛中洛外図的探訪
離散するユダヤ人―古代ヘブライ・ユダヤ史
仏像のふるさとガンダーラ―古代インドの諸王朝
始皇帝と徐福伝説―古代中国の形成と日本
『三国志』の時代と邪馬台国―東アジアのなかの女王卑弥呼
「白村江」以前・以後―激動・緊迫の東アジア世界
西出陽関無故人―シルクロードと長安の春〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しーふぉ
12
世界史の教科書を読んでいる気持ちになります。ルターの宗教改革まで。2016/07/09
エンカイ
1
1章あたり15ページ位の短い物語形式で各時代の都市や国家、人物について取り上げられている。印象的だったのは、ローマ帝国に攻められながらも幾度も復興したカルタゴ、始皇帝を騙し、日本に渡ったかもしれない徐福の伝説、アラブとヨーロッパの文化が混交して花咲いたシチリア王国の栄華などだった。いずれの時代や場所に置いても、貿易が莫大な富を生み出し、様々な文化・生活圏の人々が行き交っていたということが判った。かつての長安やバグダードがどんな感じだったのか、タイムトラベル出来るなら行ってみたいと思った。2024/05/14
少穆
0
物語と銘打ちつつ、実態は地図と図像のない教科書のような本。地図がほとんどないので非常にわかりにくい。2017/05/28
numainu
0
評価D2005/04/11