江戸の都市化と公共空間

個数:

江戸の都市化と公共空間

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ A5判/ページ数 281p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784827313000
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C3021

出版社内容情報

江戸の道・橋・川・水路・堀の維持管理を担った住民諸組合の実態や道奉行による支配の具体的局面に焦点を当てる。江戸の道・橋・川・水路・堀の維持管理を担った住民諸組合の実態や道奉行による支配の具体的局面に焦点を当て、都市の公共的課題を検討して身分制城下町の都市化を考察する。

序章 課題と方法
? 公共負担組合論
 第一章 江戸の公共負担組合と大名家
   一 公共負担組合の成立と展開
   二 公共負担組合の主体性と請負人
   三 組合と一手持、小家と大家
 第二章 江戸武家屋敷組合と都市公共機能
   一 三味線堀組合の成立
   二 三味線堀組合の展開
   三 三味線堀組合と都市社会
 第三章 江戸の橋梁維持と武家屋敷組合
   一 橋組合の成立
   二 新堀橋々組合の活動
   三 組合橋から一手持橋へ
 第四章 江戸城外堀と赤坂溜池組合
   一 赤坂溜池組合の成立
   二 赤坂溜池組合の構成
   三 組合の運営と作成文書   
? 公共空間支配論
 第五章 江戸幕府道奉行の成立と職掌
   一 道奉行職の成立過程
   二 道奉行の職掌
 第六章 江戸の公共空間と支配管轄
   一 道奉行支配の基調
   二 道奉行支配と諸身分
   三 「両願」問題の構図
   四 「支配」と「懸り」
 第七章 江戸における公儀地の論理
   一 三都の町触にみる公儀地
   二 享保期の町方と公儀地
   三 天明期の公儀地統制
   四 文政・天保期の河岸地
終章 江戸の都市化と公共空間

松本 剣志郎[マツモト ケンシロウ]
著・文・その他

目次

課題と方法
1 公共負担組合論(江戸の公共負担組合と大名家;江戸武家屋敷組合と都市公共機能;江戸の橋梁維持と武家屋敷組合;江戸城外堀と赤坂溜池組合)
2 公共空間支配論(江戸幕府道奉行の成立と職掌;江戸の公共空間と支配管轄;江戸における公儀地の論理)
江戸の都市化と公共空間

著者等紹介

松本剣志郎[マツモトケンシロウ]
1980年大分県生まれ。2002年東洋大学文学部卒業。2007年東洋大学大学院文学研究科修了、博士(文学)。現在、法政大学文学部専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アメヲトコ

4
江戸の公共空間、すなわち道や橋や水路などがいかに維持され、公権力にとってどのように捉えられてきたかを論じた一冊。受益者負担の主体としての「組合」メンバー間の駆け引きや、身分制社会と公共空間の身分横断性との矛盾など、興味深く読みました。2019/02/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13504160
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。