原日本考 正・続篇―古代日本と鉄の文化

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原日本考 正・続篇―古代日本と鉄の文化

  • 福士 幸次郎【著】
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  • サイズ B6判/ページ数 2冊/高さ 21cm
  • 商品コード 9784826502399
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C3021

出版社内容情報

大正・昭和期の著名な詩人であり、思想家であり、歴史民俗学者であった福士幸次郎の幻の名著の復刻版。福士幸次郎は、古代日本の鉄文化の源流を求めて国内各地を踏査し、鉄文化の研究を通して、ヤマト民族の源流を跡付け、日本古代史を独創的な学問体系に位置づけたのである。『原日本考』の内容は、1鉄の使用発見は、「青銅或は銅の使用発見に対して必ずしも後のものではない」。2日本民族は、「世界に於いて鉄を最も古くから使用した民族の裔」である。3単眼の神と鉄と鈴の三者は、密接な関係を持っている。4鈴の呼称は鐸(サナギ)と思われる。かつて日本にサナギを祭る信仰が存在し現在でもその痕跡が全国各地に見られる。5日本民族の祖先は、南方系の海洋民族で鉄の技術を持っていた阿曇(アツミ)族である。と、独創的な内容に満ちている。しかしながら、生涯在野の詩人であり研究者であった福士幸次郎の唯一の著作『原日本考』とその独特な発想に基づく研究は、官・在の様々な研究者に利用され継承されながら、『原日本考』と福士の名は、殆どその痕跡をとどめることなく黙殺され続けてきた。秀れた発想に基づいて、地道な調査・研究を続け、その成果を世に問いながら殆ど正当に評価される

【正篇目次】序章/一 日本語の特質/言語は生活に伴ふ/日本語は古いか/日本語の若さ/危険なる慣用性/日本文化の常習の過失/湮滅の中に漂ふ祖先生活/二 鉄の存在を探る/記紀の神代巻に確証なし/鉄を記紀も忘却したのか/砂鉄屑を意味する言葉/砂鉄を意味する言葉/文献にも全くない言葉/湮滅語類の効果/三 神武天皇の時代/御東征の淹留池/書紀神武紀の記事は鉄に関して意外に精細且つ正確/当時の鉄使用程度/紀伊で鉄の補給/敵方も鉄を所有/鉄生産に所要の中心用具のお出現/出雲勢力の名家との御結婚/四 神功皇后の時代/三韓征伐の真の動機/新羅の朝貢物/日本書紀に鉄の文字現る/半島の鉄の生産工程の進化/神代の冶金道具/支那ではタク、或はタツ/アジア北部のトルコ人/タタラの前歴史時代の東西分布/三韓征伐後の影響/應神天皇の御世を下限/六 サビ語類/世界的に流布/サビ持ちの神とは何か/猿田彦神の一瞥/寒の字の附く地名/常陸風土記の記事/地名及び家名上の撒布/サビの日本語本来のものたる証明/七 単眼神の信仰/異常奇怪な形相の神/希臘神話の外物混入/テル・アシミユル出土品/採鉱冶金関係の諸神の曖昧性/我国に於ける単眼神の正體/古語拾遺の由/畏怖の原因/成年式の行事/成年式と婚約の関係/鈴と天狗の鼻/男女関係の健全/農村風習の大なる貢献/夜這と嫁担ぎ/若き者の権威/御与渡御とお旅所/祭祀の二段形式/鈴と鼻の謎/二七 天目一箇神/猿田彦神の原身/サイの神の正体/物霊崇拝の特徴/足の異常な神/説話一本足の神/ヒルコ神の形象化/一ツ目と片目/結論 湮没されたる過去/最古のものヽ価値/ヅクと月の問題/支那の徳直の語/古代支那にも一本足の怪物/列島と大陸の隔絶時期/日月の祭祀/周囲は祖先伝来の物の囲繞/『原日本考』を通じての跋/索引

内容説明

福士幸次郎は、古代日本の鉄文化の源流を求めて国内各地を踏査し、鉄文化の研究を通して、ヤマト民族の源流を跡付け、日本古代史を独創的な学問体系に位置付けたのである。大正・昭和期の著名な詩人であり、思想家であり、歴史民俗学者であった福士幸次郎の幻の名著の復刻。

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