出版社内容情報
★認知症カフェの企画・運営のノウハウがこの一冊で丸わかり!★
共生社会をつくる場として注目される「認知症カフェ」。その目的から準備、運営、評価、継続のポイントまでをわかりやすく解説。プログラムのつくり方、認知症の人や地域の人の誘い方など、知りたいことがわかるQ&Aが充実。認知症カフェ企画・運営者の頼れるマニュアル本。
内容説明
認知症カフェの運営にかかわるすべてのギモンに答えます。サロンやミニデイとの違いは何ですか。認知症の人に来てもらうには?認知症カフェの効果を測定することはできますか。どのような場所で開催するのがよいですか。マンネリ化してきています。どうしたらよいですか…etc.本質を学び、確かな継続につなげる。
目次
第1章 認知症カフェの基本(認知症カフェとは;認知症カフェの役割;アルツハイマーカフェの哲学;アルツハイマーカフェから認知症カフェへ)
第2章 認知症カフェ企画・運営マニュアル(認知症カフェの理念;認知症カフェの運営体制と企画・運営者(モデレーター)の役割
認知症カフェの目的と構造(プログラム)
ミニ講和の効果と実施方法
評価と改善)
第3章 認知症カフェにおけるコミュニケーション(認知症カフェにおける専門職の姿勢;認知症カフェにおける「対話」の基本;認知症カフェにおけるコミュニケーション)
第4章 Q&Aでわかる認知症カフェの運営と継続(認知症カフェの基本的なこと;運営方法について;プログラムや流れについて;運営方法;多くの人に来てもらうための工夫;継続と発展に向けて;地域の人の要望にどう応えるか;認知症の人とのかかわり;家族とのかかわり)
著者等紹介
ミーセン,ベレ[ミーセン,ベレ] [Miesen,B`ere]
1946年オランダルールモント生まれ。専門 老年心理学、老年精神医学 博士(心理学)。元・ハーグ応用科学大学(The Hague University of Applied Sciences)准教授。1990年ナイメーヘン大学とライデン大学にて博士論文「愛着と認知症」を発表。認知症の人や家族のもつトラウマについてケアホームでの臨床と実践を通して研究を進める。1997年にオランダで「アルツハイマーカフェ・コンセプト」を生み出し、世界的な支持を受けている。ベレ氏およびその功績は、オランダ王室やオランダアルツハイマー協会などによる受賞経歴をもつ。現在も、オランダアルツハイマー協会の『アルツハイマーカフェマニュアル』の監修、アルツハイマーカフェモデレーター研修の監修などを務めている
矢吹知之[ヤブキトモユキ]
1972年長野県安曇野市生まれ。専門 社会福祉学 教育情報学 博士(教育情報学)。高知県立大学社会福祉学部 教授。東北福祉大学大学院、東北大学大学院教育情報学博士後期課程修了後、青森大学社会学部講師、東北福祉大学総合福祉学部准教授、併せて認知症介護研究・研修仙台センター研修部長を経て現職。家族支援における認知症の人・家族のどちらにも偏らない支援について、実践に基づく研究を行う。2014年からベレ・ミーセン氏に師事し、仙台市にてオランダスタイルの認知症カフェ「土曜の音楽カフェ♪」を開催するほか、認知症の本人による本人のための相談窓口「おれんじドア」の実行委員を務める。2023年から高知県に移り、「土曜の永国寺カフェ」「ミーティングセンター高知」を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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