目次
第1章 建築はいつも私達と共にある
第2章 空間は私を包む
第3章 大地に根ざして立つ
第4章 大空の下に立つ
第5章 門は招き、あるいは拒む
第6章 窓は建築の目
第7章 空間には中心がある
第8章 支える柱
第9章 囲む壁
第10章 空間をつくる光
第11章 自然と人工
第12章 建築を見る楽しさ、作る喜び
著者等紹介
香山壽夫[コウヤマヒサオ]
建築家。東京大学名誉教授、聖学院大学教授。香山壽夫建築研究所所長。日本建築学会賞、村野藤吾建築賞、アメリカ劇場技術協会賞、アメリカ建築家協会名誉会員、日本芸術院賞などを受賞。1931年東京都に生まれる。60年東京大学工学部建築学科卒業。65年ペンシルヴェニア大学美術学部大学院修了。71年東京大学助教授。75年イエール大学美術史学科客員研究員(76年まで)。82年ペンシルヴェニア大学客員教授。86年東京大学教授。97年東京大学名誉教授、明治大学理工学部教授(02年まで)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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zokei_jp
1
なんと美しい文だろうか。詩のようでありながら、建築の本質についてしっかりと持論を述べている。著者の深遠な知識と理解を易しい言葉で表すその表現力にも脱帽。また、ページの余白、写真の切り取り方、キャプションまでもが美しく、それらにも意識を向けてデザインされていることが伝わってくる。特に第十、十一、十二章は目から鱗が落ちるようだった。初めて建築に興味を持ったときのようなワクワクを文章から少しいただいたように思う。建築を深く愛してる人はこんなにも純粋に建築に向かいあっているのだなと自分が恥ずかしくなる程だった。2014/10/08
T-top
0
建築の要素について、簡潔でなおかつ本質的なテーマの数々。ちょっと哲学的で、おもしろかった。専門的すぎないので、素人にも読みやすい。2011/07/26
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