菊花の香り―この世でいちばん愛されたひと

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  • サイズ B6判/ページ数 318p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569626697
  • NDC分類 929.13
  • Cコード C0097

出版社内容情報

こんな愛があったのだ。実在の美しい話!

こんな愛があったのだ! 勇気ある男性の情熱と、一人の女性の純粋な愛情と母性……愛とは何かを問いかける実在の話に、魂を揺さぶられる。

韓国で大ベストセラーとなっている恋愛小説。中国、台湾でも翻訳出版されアジア中を感動させている物語。

▼あたたかい性格、寛大で魅力的な男性、スンウ。通学途中に地下鉄の中で、ほのかに菊の花の香りを漂わせる女性と出会う。スンウより3歳年上のミジュは、ざっくばらんな性格で、野生の菊の花を思い起こさせる、さっぱりした女性だ。

▼大学4年間、ミジュはスンウを後輩としか考えなかった。ミジュは卒業後映画作りに没頭するが、思い通りに事は運ばない。ミジュだけを見つめつづけていたスンウは、卒業後、放送局のPDとして働くことになる。

▼ずっとミジュを思いつづけていたスンウは、スランプ状態のミジュと運命的に再会し、想いを伝える。スンウの気持ちが初めてわかったミジュは、大学時代の思い出がつまった海辺でスンウの気持ちを受け止める。二人はお互いのことを真剣に考えなかった過去を清算するかのように、深く愛し合うようになるが……。

●赤ちゃんを待ちながら 
●菊花の香り 
●崖 
●海 
●ファースト・キス 
●結氷の時間 
●銀色の冬の中の真夏 
●山鳴らし、愛、秋 
●プロポーズ 
●海が入る部屋 
●歳月 ほか

内容説明

私の愛は、誰にも動かすことはできません。私の愛は、絶対に動きません。なぜなら、私はあなただけに根をおろして生きることができる、一本の木ですから。菊の花の香りが漂う人よ、私と結婚して下さい!―アジア中が涙…200万部大ベストセラー。

著者等紹介

金河仁[キムハイン]
韓国・慶尚北道尚州生まれ。大学3年のとき、「朝鮮日報」「傾向新聞」「大邱毎日新聞」新春文芸に入選し、「現代詩学」で詩壇に入門。雑誌の記者、MBCラジオ台本作家、MBCテレビ構成作家を経て、現在は作家として活動

宮本尚寛[ミヤモトナオヒロ]
1975年、福岡県生まれ。東京ビジュアルアーツ専門学校卒業。2002年、スカイパーフェクTVで日韓ワールドカップ韓国語同時通訳を担当。韓国専門放送のKNTVで、数々のドラマやドキュメンタリーの日本語字幕を担当するとともに、新聞・雑誌の翻訳、通訳などもこなす
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みこよこ

0
スンウとミジュは大学の映画サークルの先輩後輩として出会い、数年後に両親の反対を押し切って結婚した。やっと子どもを授かったが、ミジュは癌に冒されていて……。という内容。2004/08/07

Ayakankoku

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高校時代に一番感動した本。 死は、誰でもいつか迎えるもの。だが大好きな人を残してこの世を去らないといけないというのは、とても辛い。自分に与えられた残りの時間を一生懸命自分の好きな人のために捧げる姿・残された人が悲しまないようにしなくてはと頑張る姿に涙した。愛の深さを感じた。2005/08/10

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