出版社内容情報
僕が“生きて”いたこと
君が証明してくれる
「僕が“生きて”いたこと君が証明してくれる」
矢の呪いを背負った大妖怪・コチと12歳で死ぬ呪いがかけられている光晴。
互いの呪いを解くべく奔走するなかで光晴は自身にかけられた呪いの正体を知る。
それは――「みんなの中から自分という存在が“死ぬ”」こと。
12歳の誕生日が近づくに連れ「光晴と過ごした記憶」がみんなの中から抜け落ちていき、遂には彼の存在を思い出せなくなってしまう。
待ち受ける運命に抗うべく、光晴はあらゆる手を尽くすが残された時間は少なくなっていき――…。
【目次】
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- 和書
- 現代教養数学