オーバーラップ文庫 フェアリーメイド〈２〉消えた妖精職人と刃の妖精

澤松 那函【著】

オーバーラップ（2025/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 352p／高さ 15cm
• 商品コード 9784824012494
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

迫る運命の選択――世界の破滅か。最愛の妖精か。
訳アリ凹凸コンビが紡ぐ出会いと別れの物語、第二幕。

伝説の妖精職人ゼイルからの依頼で人里離れた集落を訪れた壊し屋のリュウジと相棒の人工妖精ティルトア。
余命わずかなティルトアを救うためのヒントを得られるはずが、そこで彼らを待ち受けていたのは、怪しげな仮面を着けた人工妖精の強襲と、世界滅亡につながる危険な陰謀だった――。
一方、突如姿を消したリュウジ達の足取りを追う師匠・エリザは、過去の事件で因縁がある記者・ナオミと再会。
互いの目的のため行動を共にすることにした二人だったが、彼女達もまた仮面の人工妖精に襲われてしまう。　
謎の人工妖精の正体、そして陰謀に立ち向かうリュウジ達の運命とは――？


【目次】

内容説明

伝説の妖精職人ゼイルからの依頼で人里離れた集落を訪れた壊し屋のリュウジと相棒の人工妖精ティルトア。余命わずかなティルトアを救うためのヒントを得られるはずが、そこで彼らを待ち受けていたのは、怪しげな仮面を着けた人工妖精の強襲と、世界滅亡につながる危険な陰謀だった―。一方、突如姿を消したリュウジ達の足取りを追う師匠・エリザは、過去の事件で因縁がある記者・ナオミと再会。互いの目的のため行動を共にすることにした二人だったが、彼女達もまた仮面の人工妖精に襲われてしまう。謎の人工妖精の正体、そして陰謀に立ち向かうリュウジ達の運命とは―？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっち]

伝説の妖精職人ゼイルからの依頼で、人里離れた集落を訪れた壊し屋のリュウジと相棒の人工妖精ティルトア。そこで怪しげな仮面を着けた人工妖精に襲われる第2弾。余命わずかなティルトアを救うためのヒントに期待していた彼らを襲撃する人工妖精と、世界滅亡に繋がりかねない危険な陰謀。一方、突如姿を消したリュウジ達の足取りを追う師匠エリザが、過去の事件で因縁がある記者ナオミと再会する展開で、その背景が明らかにされていく中、世界の破滅か最愛の妖精か運命の選択を迫られるなかなか難しい状況で下した決断はとても彼ららしかったです。

2025/07/24

[FFLJAPANter]

えてして、1巻の出来が良すぎるとそれ以降の巻でがっかり……ということも起こり得るわけですが、全くの杞憂。視点の切り替えとツーマンセル書くの上手すぎません?設定面の緻密さも、戦闘描写も色褪せない。何より1巻を読み返したくなるのが素晴らしい。引き続きティルトアが良いヒロインしているのもグッド。おすすめです。続巻待ってます!!

2025/07/25