出版社内容情報
神子の一刀で、傾国に蔓延る魔を断ち切れ!
内容説明
日本人だった記憶を持つ、男爵令嬢カテナ。彼女は魔神の襲撃からマイアの街を護ることに成功し、その功績により研究室として工房を下賜されていた。そんな折、神器の力を確かめたいという王子ベリアスと模擬戦をすることになり!?激しい剣戟の末、勝利するカテナのもとに、その強さを知った学院の留学生、隣国の王女シャムシエラがやってきて弟子入りを志願される!話を聞くと、シャムシエラはカテナの武器が神器だと気付いているようで…?戸惑うカテナだったが、シャムシエラの魔法の才能を知り、自分の技術を習得できる逸材だと、弟子入りを受け入れることに。さっそくシャムシエラへの鍛錬を開始するカテナ。魔法の制御や体力づくりと、共に過ごすうちに二人は親交を深めていく。そして、日本刀づくりにも集中できると思いきや、今度は彼女の故郷の問題に巻き込まれ始めて!?刀匠令嬢のチートな異世界ファンタジー、第2巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ささきち
8
メインはカテナの新しい嫁もといヒロインのシエナと彼女の故郷てある隣国ラトナラジュ王国での出来事。シエナというか国がとんでもなく腐っており何もしなくても勝手に滅ぶのだが、滅んだら滅んだで周りがとても迷惑を被るという最悪国家に生まれたが為、シエナは大変な生まれと生活をしてきたと。それをカテナが新しい嫁だぞ!救え救え!と当然のように助けるのだが、それをキッカケに彼女が魔族になったり隣国に殴り込みに行って断罪裁判をしたら予想以上に腐っており国王が代替わりしちゃいましたとさ、めでたしめでたし。スッキリとした感じでは2022/02/02
warimachi
3
タイトルに反してやたら重いんだよなあ……2023/02/28
尚侍
2
とっても面白かった。良くも悪くも作品の世界観が広がり、ただ単に日本刀を作るだけの物語から脱却したので、悪い意味ではなく好き嫌いが分かれる展開になったように思います。個人的には話の筋としてはとても面白かったし正常進化だとは思うのですが、神という概念が前面に出てきてしまったことで作品のバランスが崩れたかなとも感じますが、話の流れだけ見るとうまく進行しているので評価が難しいところです。ただ、少なくともタイトルと内容の間に乖離が出てきているようには感じるので、このギャップをどのように埋めるかが気になるところです。2022/03/13
菊地
2
これは次々に美少女をコマしていく一人の刀オタク令嬢のお話である。2022/01/28