内容説明
医学教育に生涯を捧げた祖父、大学医学部創設に尽力した父、そして、青春の地としての台湾のその後を見守り続ける著者、三代の軌跡を通して見る台湾。
目次
第1章 堀内次雄の渡台(明治二十八年)
第2章 小田俊郎の渡台(昭和九年)
第3章 戦時下の台湾
第4章 堀内・小田家の戦後
第5章 中華民国との外交断絶―新しい台湾
第6章 民主化の台湾―李登輝総統下の台湾
第7章 ひとつの中国、ひとつの台湾
第8章 新台湾人の登場
終章 台湾医学百年
著者等紹介
小田滋[オダシゲル]
1924年札幌生まれ。東北大学名誉教授、法学博士
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