内容説明
現代を生きる私たちは、地球規模の環境破壊、貧困と飢餓、そして戦争や紛争の危機に直面しています。本書は、憲法の平和理念を活かして、世界の平和実現・環境保全・福祉増進を目指し、新たに「国際環境平和」を国の理想として掲げることを提唱します。
目次
1 日本の将来を決める憲法問題(武力がなくて平和は守れるか;憲法改正の賛成・反対論)
2 地球環境と人類社会の今を知る(環境問題の実態を知る;人口・食糧・水・エネルギー・原発の問題;21世紀の紛争と戦争を考える;生きがいを持てなくなった日本社会)
3 この危機をどう乗り越えるか(行き詰まりの根本原因は何か;この国の未来を考えるために;国家エゴイズムを超えて)
提唱 みんなで国に理想を掲げよう
増補 その後の社会情勢
著者等紹介
野村昇平[ノムラショウヘイ]
1944年生まれ、熊本県出身。71年、東京大学大学院農学系研究科博士課程修了。4年間の教員生活の後、群馬県赤城山麓に居を構え、自然農を営みながら、「人間のための教育」を主眼とする青少年のための私塾「全生塾」、ならびに「自覚と平和の研究会」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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