出版社内容情報
食とともに鮮やかに浮かび上がる、イタリアに住む人々の日常の暮らしと思い。それを温かな視点で描く、滋味深い珠玉のエッセイ20篇青空市場で魚を売るカラブリア出身の強面三兄弟。リグリアのワイン工場の社長と“山のイカ”。サルディーニャ島出身の女性の手料理は羊のチーズとトマトソースの味。イタリア在住30余年の著者が出会った人々と食……そこから立ちのぼる“人生と心模様”を鮮やかに描く至宝のエッセイ集。『ジーノの家』で日本エッセイスト・クラブ賞、講談社エッセイ賞を同時受賞した著者の温かな眼差しがとらえた「食べることは、生きること」。
内田 洋子[ウチダ ヨウコ]
著・文・その他
内容説明
青空市場で働くカラブリア出身の3兄弟から手に入れた魚で作る料理、サルデーニャ島の女性の羊のチーズとトマトソースの一品…。イタリア歴三十余年の著者が出会った人々と食。そこから立ちのぼる“人生と心模様”を鮮やかに描いた珠玉のエッセイ集。著者の温かな眼差しがとらえた「食べることは、生きること」。
目次
金曜日は魚
ロブスターに釣られて
魚へんに弱いと書いて
引き立ててこそ名酒
ひからびても、ソラマメ
魚が駄目なら
されど、水
母の味
残り物には福がある
八月の約束〔ほか〕
著者等紹介
内田洋子[ウチダヨウコ]
1959年神戸市生まれ。東京外国語大学イタリア語学科卒業。通信社UNO Associates Inc.代表。欧州の報道機関、記者、カメラマンをネットワーク化して、日本のマスメディア向け情報を配信。2011年『ジーノの家』(文春文庫)で日本エッセイスト・クラブ賞、講談社エッセイ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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