講談社文庫<br> 皿の中に、イタリア

個数:
  • ポイントキャンペーン

講談社文庫
皿の中に、イタリア

  • 内田 洋子【著】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 講談社(2016/10発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 14pt
  • ウェブストアに5冊在庫がございます。(2024年05月01日 07時56分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062935050
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

食とともに鮮やかに浮かび上がる、イタリアに住む人々の日常の暮らしと思い。それを温かな視点で描く、滋味深い珠玉のエッセイ20篇青空市場で魚を売るカラブリア出身の強面三兄弟。リグリアのワイン工場の社長と“山のイカ”。サルディーニャ島出身の女性の手料理は羊のチーズとトマトソースの味。イタリア在住30余年の著者が出会った人々と食……そこから立ちのぼる“人生と心模様”を鮮やかに描く至宝のエッセイ集。『ジーノの家』で日本エッセイスト・クラブ賞、講談社エッセイ賞を同時受賞した著者の温かな眼差しがとらえた「食べることは、生きること」。

内田 洋子[ウチダ ヨウコ]
著・文・その他

内容説明

青空市場で働くカラブリア出身の3兄弟から手に入れた魚で作る料理、サルデーニャ島の女性の羊のチーズとトマトソースの一品…。イタリア歴三十余年の著者が出会った人々と食。そこから立ちのぼる“人生と心模様”を鮮やかに描いた珠玉のエッセイ集。著者の温かな眼差しがとらえた「食べることは、生きること」。

目次

金曜日は魚
ロブスターに釣られて
魚へんに弱いと書いて
引き立ててこそ名酒
ひからびても、ソラマメ
魚が駄目なら
されど、水
母の味
残り物には福がある
八月の約束〔ほか〕

著者等紹介

内田洋子[ウチダヨウコ]
1959年神戸市生まれ。東京外国語大学イタリア語学科卒業。通信社UNO Associates Inc.代表。欧州の報道機関、記者、カメラマンをネットワーク化して、日本のマスメディア向け情報を配信。2011年『ジーノの家』(文春文庫)で日本エッセイスト・クラブ賞、講談社エッセイ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

540
内田さん、イタリア、そして「食」ということで、高い期待値をひとつも裏切ることのない作品だった。学生時代からイタリアに渡り、一匹狼で活躍されている彼女がイタリアの懐の奥深くに入り込み、彼らと食を共にする。そこに描かれるのは、星のつくレストランでも、いわゆるグルメでもない。保育園の給食でさえ、プリモ、セコンド、ドルチェのコース形式を取るという食育がされる国、いつかこの本をお供に訪れてみたい。2021/07/15

ヴェネツィア

422
タイトルからすれば、そして内容的にも"食"を基軸として語るイタリアかと思う。それはその通りではあるのだが、実は内田洋子が語っているのは、"人"である。しかも、ここで取り上げられるのはカラブリアやサルディーニアといった辺境の出身者たちが本書の主役だ。イタリア人でさえもよく知らないカラブリア。そして、今はその海岸部が超のつくくらいに高級なリゾートとなっているサルディーニアだが、内陸部は辺境中の辺境だ。彼女がかつて住んでいたリグーリアでさえも。そんな人々が描かれるのだが、彼らはなんとも愛おしい目で描かれている。2020/01/15

buchipanda3

113
「食べて、暮らす」、イタリアに住む人たちの食事と生活を描いたエッセイ。内田さんの人柄から来るのか、気持ちを豊かにしてくれる話ばかりで面白く読めた。あと魚を豪快に捌くなど料理する姿や食べっぷりにも感服。あの羊のチーズはワオって感じ。地元に根付いた美味しそうな料理の話のみならず、共に食事をする人たちの暮らしぶり、生き方が透けて見えてくる。カラブリア出身の三人兄弟と母親、リグリアのドイツ人家族などそのあるがままのスタイルは個性的で芯を持って生きていると思った。人生って多彩。内田さんの人の繋がりも多彩だなあと。2020/10/29

のぶ

74
内田洋子さんの一連のミラノを中心とした、イタリアが舞台のエッセイ集。今回も流暢な文章で面白いさまざまなエピソードを満喫した。今回はタイトルから捉えられる通り、食べ物やワインに関する話題が多かった。さりげなく食について書いてあるが、日本との食文化の違いについて、かなり掘り下げて描写しているような気がして、驚いたり頷いたり、目からうろこが落ちるような部分も少なくなかった。ガイドブックに載らない、飾らないイタリアを知りたいと思ったら、内田さんの本は必須だろう。2017/06/15

アン

70
イカのトマト煮のパニーニ、魚介類スープのカチュッコ、ラグーソースのタリアテッレ…。登場する料理の材料は自然からの贈り物でもあり、調理する人は工夫と愛情を込めて仕上げます。悲喜交々な人生に寄り添ってくれるのは、食べる事。そして、「何よりのごちそうは、かみ応えのある仲間」。個性的なイタリアの人々との交流を鮮やかに、たおやかに綴る内田洋子さんの魅力が広がる美味なひと皿です。 2019/03/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11183377
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。