LINEとメルカリでわかるキャッシュレス経済圏のビジネスモデル

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LINEとメルカリでわかるキャッシュレス経済圏のビジネスモデル

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  • サイズ A5判/ページ数 213p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784822289621
  • NDC分類 338.2
  • Cコード C0034

出版社内容情報

スマホ決済から、仮想通貨ゲームまで。
「お金」でつながる新しいビジネスの仕組み・法律・リスクをすっきり解説。

LINEやメルカリのサービスを調べると、
お金がらみの新しいビジネスモデルが生まれていることがわかります。
私たちはフィンテックや仮想通貨のハードルの高さを感じることなく、
新しい形のサービスをLINEやメルカリで利用しているのです。
本書はLINEとメルカリを例に、フィンテック関連の新しいビジネスの動きを紹介します。
この動きをキャッシュレス社会やシェアリングエコノミーとの関係で考えると、
大きな流れと未来図がみえてきます。

本書は、ある町に住む家族3人の物語に沿って、
フィンテック、キャッシュレス化、仮想通貨について解説します。
お父さんは刑事ですが、重大な心配があります。
「キャッシュレス革命で、みんなが現金を持たなくなると、
ドロボーやスリは『商売上がったり』になって、
刑事の仕事もなくなるのではないか?」
果たしてキャッシュレス化で世の中はどう変わるのでしょう。

内容説明

スマホ決済から仮想通貨ゲームまで、「お金」でつながる新しいビジネスの仕組み・法律・リスクをすっきり解説。

目次

1 LINEとキャッシュレスビジネス(スマホ送金;新しいお金ビジネスと法律 ほか)
2 メルカリとキャッシュレスビジネス(メルカリとヤフオク;メルカリの売上金とメルカリポイント ほか)
3 フィンテックと資産運用ビジネス(新しい金融商品とリスク)
4 仮想通貨ビジネス(仮想通貨ゲームとLINEの経済圏構想;仮想通貨の正体 ほか)

著者等紹介

安岡孝司[ヤスオカタカシ]
芝浦工業大学大学院工学マネジメント研究科教授。1985年みずほ情報総研(旧富士総合研究所)入社。金融技術開発部部長などを経て、2009年から現職。大阪大学理学部数学科卒、神戸大学大学院理学研究科修了、九州大学大学院理学研究科中退。博士(数理学)(九州大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

大阪魂

33
なるほどー!LINE使こててもぜんぜん手だしてへんかった機能、LINEペイとかにもいろいろ戦略あったんやねー!メルカリもつこたことなかったから、ヤフオクとの違い、匿名性とか価格設定とかもぜんぜん違うってゆうのもはじめて知ったし!ほかにもメルチャリとドコモシェアサイクルの違いとか、キャッシュレス化のレース、メルカリとかLINEの囲い込み戦略、フィンテック、仮想通貨ビジネス、それらと対抗する銀行勢とかのがんばり…このまえのキャッシュレスの本とあわせてだんだんキャッシュレス分かってきたかも!でもまだまだ勉強やね2019/10/10

Hiroo Shimoda

8
平易な内容でわかりやすい。 規制を避けつつ如何に利便性の高い資金移動を実現していくか?マネロンやKYCをどう充足していくか?もっと勉強しないとなぁ。2019/07/20

たす

6
経済圏の構築は業界を問わずトレンドとなっており、そのビジネスモデルを勉強したくて読んでみた。LINEとメルカリという身近なサービスから、送金と電子マネーの違い、関連法令等々、キャッシュレスの初歩を解説しているので、イメージしやすかった。ただ最後の方の仮想通貨はやさしく書いてあるとはいえ、私にはまだちょっと難しかったな。おふざけの入ったフィクション家族のエピソードで親しみやすくまとめていて、キャッシュレスや経済圏についてさらっと入門するのにはいい本。2021/05/13

Yuichi Tomita

6
3読目。3回目は、著者がfolioや、ソーシャルレンディング業者や仮想通貨交換業者をボロクソに言うところのほうが面白く感じた。仮想通貨交換業者に至っては、「サイトで仮想通貨取引の意義を説明した業者はない」とまでも。 すぐ読めるが、3回分きっちり楽しんだ。2019/03/14

もけうに

4
要点を絞り、軽い文体で書かれているのでとてもわかりやすい。一時期仮想通貨(暗号資産)が流行りかけたけれど、近年は下火だねえ。キャッシュレス決済は断然お得で便利なので、政府が推し進める前から積極的に利用していた。ここ2~3年で対応店舗・決済手段が一気に増えた印象。少し前まで現金オンリーな店もそれなりにあったが、今は殆ど無い。その最大の要因が、政府の推進策でも東京オリンピックでもなく、コロナ禍というのが皮肉である。2021/09/07

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